WBA世界暫定ヘビー級王者・ルイス・オルティス(キューバ)は次戦の対戦相手として、アクレサンデル・ディミトレンコ(ロシア)との交渉が進められ、最終合意が近いと見られていたが、交渉が決裂していたことが明らかとなった。オルティスをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーション(GBP)は、2016年3月5日開催へ向け、対戦相手探しに迫られることになった。

 アレクサンデル・ディミトレンコ陣営は、ルイル・オルティスとの試合について同意していたが、その後、GBP陣営へ多額の報酬を要求したという。GBP オスカー・デ・ラホーヤ氏は、ディミトレンコ陣営はオルティス戦に同意した後、HBO(米・最大手ケーブルTV局)との契約にサインしなかったと話している。

 GBPは、オルティスの次戦の対戦候補として、アレクサンデル・ウスチノフ(ロシア)、アンディ・ルイス(メキシコ)、カルロス・タカム(カメルーン)、アンドレイ・フェドソフ(ロシア)、元世界王者・バーメイン・スティバーン(カナダ)、トップコンテンダーを挙げるも、交渉は成立しなかったと話している。

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 GBPと、ディメトレンコ陣営の仲介をしたグレッグ・コーエン・プロモーターは、「正式契約されなかったことに失望している」と述べ「正式契約されると思っていたが、ディミトレンコ陣営が多額の報酬をGBPへ要求したんだ。私は、そのことについてGBP側へ通知したよ。ディミトレンコ陣営は、契約をする気は無かったんだ。非常に残念だ。」と語っている。

 GBPは、既に正式に決定しているジェシー・バルガス(米)と、サダム・アリ(米)の間で争われるWBO世界ウェルター級王座決定戦を3月5日計画。興行のメインカードとしてルイス・オルティスの防衛戦を計画している。

 バルガス、サダム・アリは好カードであるが、興行のメインカードとしてはネーム・バリュー、インパクトが弱い。中継局のホストとしては、なんとしてでもルイス・オルティスの出場を確定させたいところだろう。しかし、試合まで残り1ヶ月。対戦相手の準備期間を考慮すると、対戦者選びは難航しそうだ。

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(Via:ESPN Boxing