ブライアント・ジェニングスを葬り、クリチコ政権が終わりヘビー級新時代の顔の1人、WBA世界暫定ヘビー級王者・ルイス・オルティス(キューバ)は次戦、米国現地時間2016年3月5日、ワシントン・D.Cで、アレクサンデル・ディミトレンコ(ロシア)を相手に2度目の防衛戦を行うことが大筋合意した。

 WBA(世界ボクシング協会)は、ヘビー級トーナメント開催を提案。ヘビー級暫定王者・ルイス・オルティスに対し、同級ランキング5位のアレクサンデル・ウスティノフ(ロシア)との指名戦を命じたが、ウスティノフ陣営は、3月5日の試合は準備期間が十分でないとしWBAは、ルイス・オルティスの次戦を”選択試合”として承認している。

 ルイス・オルティスは、2015年12月19日、米・ニューヨーク州ヴェローナにあるターニング・ストーン リゾート&カジノで、同級ランキング6位のブライアント・ジェニングス(米)と対戦し、7回TKO勝利を収め初防衛戦に成功している。次戦の興行は、オルティスをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)が開催し、HBO(米・最大手ケーブルTV局)が配信する。

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 ブライアント・ジェニングスにセンセーショナルな勝利を収め、一躍ヘビー級戦線の顔となったオルティスは、「私は、次に誰と戦うかはそれほど重要ではないんだ。私は常に誰とでも戦う準備ができている。私は、マネージャー、GBPに対し信頼を置いている。私は戦うことが仕事、全ての準備はできているんだ」と語っている。

 既に、GBPは、WBAが命じられたウスチノフとの指名戦について、ウスチノフ陣営交渉を開始。WBAは、交渉期間を30日として交渉が纏まらない場合、興行権を入札とすると発表。ウスチノフ陣営は、興行権獲得に乗り気で、米国以外で実現することを望んでいるという。

 ルイス・オルティスは31歳でプロ・デビューと遅咲き。2014年に薬物検査で陽性反応を示し8ヶ月の試合出場の停止を科せられ、ようやく、2015年にヘビー級暫定王座を獲得。クリチコ政権が終わり、ヘビー級に新時代が到来した。今後は、フューリー、ワイルダー、ポベトキン、チェガエフと好カードが期待できそうだ。

(Via: boxingscene