WBC世界スーパーミドル級王者・バドウ・ジャック(スウェーデン)は、噂されるフリオ・セサール・チャベスJr.(メキシコ)との防衛戦について、まだ試合は正式には合意に至っていないことをSVT(スウェーデンの公共TV局)に明らかにした。

 バドゥ・ジャックは、故郷スウェーデンのストックホルムに帰郷。2015年スウェーデン最優秀男性アスリート賞にノミネートされ現地時間25日、授賞式のセレモニーに出席する予定。スウェーデンでは、ボクサーとしてのノミネートはバドゥ・ジャックが初のノミネートとなっている。

 バドゥ・ジャックは2015年9月12日、米・ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナで、WBC同級ランキング1位のジョージ・グローブス(英)と対戦し、2−1の判定勝利で初防衛戦に成功している。

 バドゥ・ジャック、フリオ・セサール・チャベスJr.は、2015年11月、中国で開催されたWBC(世界ボクシング評議会)の年次総会に出席。WBC マウリシオ・スライマン会長は、2016年内に2人の試合を実現するのであれば、バドゥ・ジャックは自主的な防衛戦を行える期間内で有るため、試合を承認する意向を示している。

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 2015年、チャベスJr.はトップランクとの契約問題をクリアにし、およそ1年ぶりのリングでアンドレイ・フォンファラ(ポーランド)と対戦し、9回に試合放棄し敗戦。その後、2015年7月18日、マルコス・レイジェス(メキシコ)と対戦し、10回3−0の判定勝ちを収めたが、試合後、左手を負傷し2015年内は、休養を余儀なくされていた。

 2015年、減量苦を理由にライトヘビー級で復帰戦を、アンドレイ・フォンファラと行い惨敗。復帰戦でマルコス・レイジェスに勝利するも前日計量では169パウンドの契約ウェイトを作れず、170パウンドに契約を変更。しかし、0.8パウンド超過し罰金を支払い試合を続行した。

 2015年、チャベスJr.は経済的にも潤い、チームと満足したと語っているが、チャベスJr.にとって決して良い年だったと言える結果ではなかったはずだ。バドゥ・ジャックとの試合が実現すれば、チャベスJr.は王座返り咲きのチャンスを得られる。試合は、4月30日開催を目標に交渉が進められている。今後の、交渉の進捗に期待したい。

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(Via: boxingscene