WBC(世界ボクシング評議会)マウリシオ・スライマン会長は、米国現地時間2016年1月23日、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるステイプルズ・センターで開催するダニー・ガルシア(米)対、ロバート・ゲレロ(米)の試合を、WBC世界ウェルター級王座決定戦としこの一戦をトーナメント初戦にすることを発表。また、その後の指名戦についてもアナウンスしている。

興行は、アル・ヘイモン氏が陣頭指揮を執る「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」(PBC)で開催される。当初、PBCは、WBA(世界ボクシング協会)へ、ガルシア、ゲレロの試合をWBA世界ウェルター級スーパー王座決定戦となるよう要請したが、WBAはレギュラー王者・キース・サーマン(米)をスーパー王座へ格上げするとし、PBCからの要請を却下した。

昨今、タイトルマッチが後付けになり少なからず批判の声も多く聞く。本来であれば、空位となっているWBC世界ウェルター級王座決定戦は、ランキング1位のアミール・カーン(英)、2位のショーン・ポーター(米)で争われるべきところだろう。WBCは、トーナメントとしてアナウンスしているが、ガルシア、ゲレロの初戦で王座がかかることになっている。

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 WBCは、「ガルシア対ゲレロ」の勝者は次戦、アミール・カーンとの指名防衛戦を行うことを義務付けた。その後の指名挑戦者決定戦として、同級ランキング4位のレイモント・ピーターソン(米)と、ランキング5位のアンドレ・ベルト(米)の勝者を認定している。また、WBCは、指名挑戦者の準決勝として次の2試合をアナウンスしている。

ガルシア、ゲレロのアンダーカードで行なわれる同級12位のサミー・バスケス(米)と、ランキング21位のアーロン・マルチネス(米)の一戦。1月30日に行なわれるランキング33位のアサエル・コシオ(パナマ)と、ランキング20位のセサール・ミゲル・バリオヌエボ(アルゼンチン)戦の勝者が、次期指名挑戦権を獲得することになる。

現在、WBCの上位ランカーの殆どが、PBCを主催するアル・ヘイモン傘下の選手で有り、トーナメント戦が実現する可能性は高く、世界タイトルマッチをPBC傘下で行いたいアル・ヘイモン氏の今後の方針にも密接に関わってきそうだ。

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(Via: ESPN