2015年12月29日、東京・有明でワルリト・パレナス(フィリピン)との試合で、オマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦の再現を思い起こさせる試合をしたことが記憶に新しい井上尚弥(大橋)は次戦、WBO(世界ボクシング機構)の指名防衛戦となる見通しであることが明らかとなった。

 週末に、WBO(世界ボクシング機構)は、井上尚弥をプロモートする大橋ジムと、同級ランキング2位のデビッド・カルモナ(メキシコ)をプロモートするオールスター・ボクシング フェリックス・ティト・サバラJr.氏、両陣営へ交渉を開始するように通達した。

 WBOパコ・バルカルセル会長は、「井上、カルモナの交渉期限は10日。交渉が纏まらなければ興行権は入札となる。入札は、マルチネス、サリドの入札が予定されているニューヨークで行う」と米・メディアへ通知。尚、入札がされなかった場合には、WBOの本部プエルトリコで入札が行われ、最低落札金額は10万ドルとされている。

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 デビッド・カルモナは、ワルリト・パレナスと暫定王座決定戦を争いドロー。井上への挑戦者としてはインパクトが弱いのは歪めないが、指名戦を消化し確実に試合をこなしキャリアを積むことはこの先の結果にも繋がるはずだ。
 
 ファンが待ちわびているWBC世界フライ級王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とのスーパーマッチが期待されているが、試合の消化数、米国進出の進捗にもよるが少し先になりそうだ。カルモナ戦をクリアすれば、再戦の契約があることから前WBO王者・オマール・ナルバエス(アルゼンチン)との再戦が濃厚だ。

 2016年にも米国進出が噂される井上尚弥、いつ、どのタイミングでデビューするのか気になるところだ。ナルバエスとの再戦が正式に決定すれば、北米でのデビュー戦となる可能性も大いに考えられる。2016年のファイト・プランに期待したい。

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(Via: boxingscene)