WBC(世界ボクシング評議会)が指令し、交渉が進められていたWBC世界ライト級王者・ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)と、同級ランキング1位のデジャン・ツラティカニン(モンテネグロ)との指名戦が両陣営の間で合意に至ったことが明らかとなった。

8日ベネズエラで興行権の入札が予定されていたが、交渉が合意に至り入札は回避された。リナレスのプロモーター 帝拳プロモーションズと共同プロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)は、ツラティカニンをプロモートするルー・ディベラの条件を受け入れ合意した。

契約条件は明らかとなっていないが、ルー・ディベラ氏は、試合をShowtime(米・大手ケーブルTV局)で配信する予定だと述べている。また、GBP CEO オスカー・デ・ラ・ホーヤ氏は、試合の中継に関しShowtimeのライバル局であるHBO(米・最大手ケーブルTV局)の配信を希望するも、HBOはこの試合に興味を示さなかったという。リナレス、ツラティカニンの試合は、WBCの規定に従い90日以内に行なわれる。

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 ルー・ディベラ氏は、「素晴らしい好条件のオファーだったんだ。試合をShowtimeが配信してくれることは本当に嬉しいよ。この試合は、乱打戦、打ち合いになる。素晴らしいファイトになるだろうね。リナレスは、素晴らしいファイターだよ。彼は、全てにおいて熟練した技術をもっている。対して、ツラティカニンは野獣だよ。」とコメントしている。

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WBO世界ライト級王者・テリー・フラナガン(英)との統一戦を望むリナレスだが、統一戦の実現は少し先になりそうだ。ツラティカニンは、パンチはワイルドだが、見た目以上にパンチはありそうだ。ディフェスはブロッキング中心だが、距離の潰し方も上手く何よりタフだ。スピードで上回るリナレスがどう戦うがキー・ポイント。リナレスにとってタフな試合となりそうだ。

ライト級は英国人同士のタイトル争いが過熱している。WBO世界ライト級王者・テリー・フラナガン(英)は、次戦デリー・マシューズ(英)との初防衛戦が決定。その後、WBA世界ライト級レギュラー王者・アンソニー・クローラ(英)との統一戦が囁かれている。

IBF(国際ボクシング連盟)には、デニス・シャフィコフ(ロシア)との王座決定戦を制したランセス・バルテレミー(キューバ)が君臨。トップコンテンダーには、プロスペクトの1人フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)も2016年には、世界タイトルを視野にいれてくることが考えられることから、楽しみな階級となりそうだ。

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(Via: ESPN