2016年来秋、フロイド・メイウェザーJr.との再戦も囁かれるマニー・パッキャオの次戦の対戦相手がようやく決定。米・ロサンゼルス・タイムズは、2016年4月にラスト・ファイトを迎える、アジアの英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)の対戦相手が、WBO世界ウェルター級王者・ティモシー・ブラッドリー(米)となる見通しであると報じた。

 30日、パッキャオをプロモートするトップランク ボブ・アラム氏は、マニー・パッキャオの次戦の対戦相手ついて、ティモシー・ブラッドリーと試合をすることを発表した。

 試合は、米国現地時間2016年4月9日ネバタ州ラスベガスにあるMGM・グランド・ガーデン・アリーナで開催。HBO(米・大手ボクシング中継局)がペイ・パー・ビュー(PPV)配信する。

 ボブ・アラム氏は、パッキャオ、ブラッドリーの契約が口頭レベルで合意したと述べ、2016年1月に米・ロサンゼルス、ニューヨークで記者会見を予定。ボブ・アラム氏は、正式アナウンスへ向け、事務処理していると述べている。また、パッキャオは、2016年2月に米・ロサンゼルスにあるワイルド・カード・ジムでトレーニングを開始すると話している。

 また、パッキャオのラスト・ファイトについて「マニーは、来年フィリピンの上院選挙に立候補する予定だけど、マニーとこの試合はラスト・ファイトとして売り込むことはしないと決めたんだ。この試合が、マニーにとって最後の試合になる可能性がある。

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 しかし、今後、マニーの考えが変わるかもしれない。ただ、ブラッドリーとの試合が終わって、私はマニーの試合を11月や、他に計画するつもりはない。マニーにとってこの試合が最後の戦いになるのであれば、最後の戦いだよ。私は、”ラスト・ファイト”にならないと思うけどね」と語っている。

 最有力候補として、WBO世界スーパーライト級王者・テレンス・クロフォード(米)。他、アミール・カーン(英)、も挙がっていたが、興行観点、中継局の障害で対戦候補から外れた。地元オマハで絶大な人気を誇るクロフォードだが、ボクシング・ファンの中では知名度は高いが、一般層への浸透が低いことを挙げている。

 アミール・カーンも対戦候補の1人として上げられていたが、クロフォードと同じく米国内での知名度が低く、ペイ・パー・ビュー(PPV)の売上、プロモーター間の障害によりHBOの承認を得ることができなかったことを挙げている。

 興行観点から見れば、ラスベガスの地でパッキャオと2度戦い、HBOでも高視聴率を叩き出すブラッドリーとの”ラバー・マッチ”が最も公算が高いというのが、トップランク、HBOが下した決断なのだろう。

 しかし、新たなトレーナーを迎え変貌を遂げたと言われているティモシー・ブラッドリーとの”ラバー・マッチ”は、新鮮味に欠け興行的に成功するかは疑問が残る。事実、SNS(ソーシャル・メディア)を通じても、否定的な意見は多く、トップランクのマッチメイクの限界。プロモーター、中継局の障害でブラッドリーとの試合以外の選択肢が無かったのかもしれない。

(Via: LaTimes