「ヘビー級に新しい時代がくる」そう語ったのはWBA世界暫定ヘビー級王者・ルイス・オルティス(キューバ)だ。2015年12月19日、北米で行なわれるボクシング・イベントのフィナーレを飾る、最高のKO劇だったのではないだろうか。

 ルイス・オルティスは、同級ランキング5位のブライアント・ジェニングス(米)と戦い、左アッパーのダブルでダウンを奪った。その後、ジェニングスが立ち上がるも、オルティスの左ボディーから右の切り返しでグラつき、レフェリーが試合をストップした。

 オルティスは、「ジェニングスは、素晴らしいファイターだし彼のことはリスペクトしているよ。ただ、今日、ジェニングスとの試合を通じて、私がヘビー級で実力者であることをファンに伝えられた試合だと思っている。

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私は、3年間の間ビッグ・マッチに備えてハードなトレーニングをしてきたんだ。ジェニングスとの試合の戦略は、私は距離の管理を徹底し、自分の距離から効果的なジャブを放つことだったんだ。この試合ではそれが出来たと思っているよ。次戦は、ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ (GBP)が決定した対戦相手であれば、ワイルダー、フューリー、クリチコ、誰とでも戦う。

 私は、へビー級でチャンピオンであることを証明する準備ができているよ。」と語っている。敗れたジェニングスは、「今日は私は、支配することができなかった。私は、アジャストすることが出来なかったんだ。彼は素晴らしい男だよ。」と語っている。

 2015年11月28日、9年間という長期に渡りヘビー級を支配してきたウラディミール・クリチコが、タイソン・フューリーに敗れ、王座から陥落。クリチコ政権が崩壊した。ヘビー級は、WBA/WBO王者フューリー、WBAレギュラー王者・ルスラン・チェガエフ、WBC王者・デオンテイ・ワイルダー、WBA暫定王者・ルイス・オルティスが君臨している。

(Via: boxingscene