「ウォータース、ソーサの勝者と内山が試合をする」そう語ったのは、米・大手ボクシング・プロモーター トップランク社 ボブ・アラム氏だった。米国進出が期待される内山高志は、(ウォータース、ソーサ戦)の勝者と試合を行うことが、大筋合意済みだという。内山高志は、キャリアもさることながら現スーパーフェザー級では、世界的に見てもトップクラス。2016年、最も米国進出が期待されている選手、待望視される米国でのビッグマッチ実現が現実未を帯びてきた。

 ボブ・アラム氏は、米・メディア・USA Todayのインタビューに対して、2016年春頃、内山高志は、2015年12月19日に米・ニューヨーク州ヴェローナにあるターニング・ストーン カジノ リゾートで行なわれるニコラス・ウォータース(ジャマイカ)対ジェイソン・ソーサ(米)の勝者と防衛戦を行う計画があることを明らかにした。

 ボブ・アラム氏は、既にHBO(米・ボクシング中継局大手) ピーター・ネルソン氏へマッチメイクを打診。試合は、HBOで配信する計画となっている。

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 ボブ・アラム氏は、「内山高志は、日本のボクシングの歴代王者を見ても最高のファイーターだよ。ウォータース、ソーサ戦の勝者と内山が試合を行うことは大筋合意している。勿論、2015年大晦日に内山高志がオリバー・フローレス(ニカラグア)に勝利することが前提だけどね。

 内山高志は、ウォータース、ソーサ戦の勝者と防衛戦を行う。その後の防衛戦には様々なオプションがあるんだ。まだ、分からないけど、WBO世界フェザー級王者・ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が階級を上げる話もあるし、ユリオルキス・ガンボア(キューバ)が130パウンドで戦うことを決めれば、彼らとの対戦も考えられるよ」とその後のビッグマッチの思案を語った。

 この交渉には、トップランク、GBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)、K2など海外の大手プロモーターとの関係性、太いパイプがある帝拳プロモーションズ 本田会長が交渉に関わっているという。現状、内山の次戦、(ウォータース、ソーサ戦)の勝敗も決まっていなく米国進出は「正式決定」ではないが、具体的な話がでていることから期待はできそうだ。

2016年スーパーフェザー級は統一戦、ビッグマッチが濃厚

 2016年スーパーフェザー級戦線は激化するだろう。プロモーターを考慮すれば、WBA・WBCの王座統一戦の他、多くのビッグマッチが考えられる。

 WBCには、三浦高志との試合を激闘の末、勝利したGBP所属のフランシスコ・バルガス(メキシコ)。プロモーターの障害で王座統一戦の実現が難しいロマチェンコは、ビッグマッチが出来なければスーパーフェザー級への参戦を示唆している。

 アル・ヘイモン氏傘下のIBF王者・ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)はWBA・WBCとは別リーグ、マルチネス、サリドの勝者との統一戦が濃厚だ。激化するスーパーフェザー級戦線、このタイミングで北米でのビッグマッチが実現すれば、その後のマッチメイクも大きく変わってくる。何れにせよ、次戦の防衛戦に勝利し、世界への切符を手にして欲しい。

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(Via:boxing junkie