「2016年”Axeman”の年になる」そう断言したのは、元WBA世界フェザー級スーパー王者・ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)だ。ウォータースをプロモートする米・大手ボクシング・プロモーターのトップランク ボブ・アラム氏は、帝拳プロモーションズ 本田会長と会談。ウォータース対内山高志の試合を2016年第1四半期に実現へ向け話あったという。

 ニコラス・ウォータースは、2015年6月13日に行われたミゲル・マリアガ(コロンビア)との試合で計量に失敗。保持していたWBA世界フェザー級スーパー王座を剥奪された。王座返り咲きを目指すウォータースは、WBO世界フェザー級王者・ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、WBA世界フェザー級スーパー王者・レオ・サンタ・クルス(メキシコ)、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(ワタナベ)の名を上げ、ビッグファイトを望んだ。

 ニコラス・ウォータースは、「まず、ファンに謝らなければならない。マリアガとの試合で計量に失敗したのは全て私の責任です。ウェイトのルールを守ることは私の責務です。この件に関して、ファンに謝罪する。今後、このような事が起きないことを保証する。

 私は、これ以上ファンに”Axeman”の痛痛しい姿を見せるわけにはいかないんだ。2016年は、3試合から4試合を予定している。ファンがエキサイティングするようなビッグ・マッチを実現させたいね

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 勿論、ビッグネームとの試合を希望しているよ。俺は、ビッグネームとの戦いの準備は出来ている。」とビッグネームとの試合を望み、ワシル・ロマチェンコ、レオ・サンタ・クルス、内山高志と具体的な対戦候補を上げた。

 トップランク ボブ・アラム氏は、将来的にプロスペクトのフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)とウォータースとの試合を2016年後半にも実現させたい意向を示している。
 
 ウォータースは次戦、2016年12月19日米・ニューヨーク州ベローナにあるターニング・ストーン・リゾート&カジノで、IBF世界スーパーフェザー級8位、同級WBOの上位にランクインするジェイソン・ソーサ(米)との試合が決まっている。これが、ウォータースのスーパーフェザー級でのテスト・マッチとなる。

 内山高志の、米国進出に関しては多くのボクシング・ファンが望んでいることだろう。2015年は多くの日本人選手が、北米、英国の地で挑戦を果たし高い評価を得ている。初の海外、敵地での防衛、第3国での試合となれば、興行的に見ても陣営としてはハイリスクな選択となるが、内山の年齢を考えれば残された時間は少ないのは事実だろう

 しかし、自らチャンスを掴みにいかなければ、チャンスを得ることは難しいことは事実。今の時代、4団体に王者がいることを考えれば、防衛回数、複数階級制覇より、「いつ、どこで、誰と、どんな状況」で戦ったが最も重要となる。今後、日本の世界王者となるか。世界へ飛躍する世界王者となるかは、陣営としてどこまで踏み切れるかで決まりそうだ。

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(Via: Yahoo! Sports