交渉が纏まらずに入札で世界タイトルマッチにも関わらず報酬が「日本円でおよそ230万円」で、王座返上を選択した元IBF世界スーパーフライ級王者・ゾラニ・テテ(南アフリカ)が、2015年12月18日南アフリカ、イースト・ロンドンにあるICCホテルで、ジェザー・オリバ(フィリピン)を相手に復帰戦を行う見通しであることが分かった。

 興行をプロモートする、ザバ・プロモーションズのアヤンダ・マティッティ氏は、オリバのプロモーターと試合の確認がとれたことを米・ボクシングメディア「The Ring」に話している。マティティ氏は、「オリバは決して楽な相手ではないよ。彼は強いファイターだ。テテはオリバに勝利しなければならない。我々は、2016年末までに、IBF、WBOの世界タイトルに照準を合わせている」と語っている。

 ジェサー・オリバをプロモートするジム・クロード・マンクィル氏は、「この戦いはオリバにとってラストチャンスになる」と述べている。オリバは、フィリピンを主戦場に戦っているが、メキシコ、南アフリカでの試合の経験も持つ。世界タイトルマッチは、2011年IBF世界ライトフライ級タイトルマッチで、当時の王者・ウリセス・ソリス(メキシコ)へ挑戦し、12回大差の判定で王座奪取に失敗している。

Sponsor Link

 ゾラニ・テテは、IBF王座を返上後。ゾラニ・テテのマネージャーを務めるムラー・テンギンフェネ氏が、イギリスに渡りフランク・ウォーレン氏とテテの契約交渉に従事。ウォーレン氏は、契約期間は3年、2015年12月にノンタイトル戦を行い、年3回の試合をすることを契約条件として掲示。ムラー・テンギンフェネ氏は、概ね契約条件に同意している。

 テテ陣営と、フランク・ウォーレン・プロモーターは契約内容に大筋合意。テテ陣営は懸念事項が有り、確認後正式に契約をすると述べていた。その後正式に合意に至ったかは不明だが、12月の試合が決まったことで正式契約となったのだろう。スーパーフライ級では、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)、IBF世界スーパーフライ級王者・マックジョー・アローヨも居ることから、2016年楽しみな年になりそうだ。

関連記事:
ゾラニ・テテがフランク・ウォーレーンと契約か?!

(Via: The Ring