ボクシング・ファンは何時だって、困難に挑戦する姿を見たいと思っているはずだ。2015年11月21日、ミゲール・コットに勝利した次期スーパースター候補、WBC世界ミドル級王者・サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)は、2016年にWBC世界ミドル級暫定王者・ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦が義務付けられ、2016年ビッグマッチ実現の機運が高まっている。

 WBC(世界ボクシング評議会)は、サウル・”カネロ”・アルバレスに対し、ゴロフキンとの統一戦の交渉を「15日以内」に開始するように指令していたが、WBCは最終決定を12月11日まで延長すると発表。延長する理由としてアメリカで行なわれる感謝祭を考慮してとのことだという。

 カネロをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)オスカー・デ・ラ・ホーヤ氏は、ゴロフキンとの統一戦について近い将来に実現したい意向を示しているが、何時なのかは明言していない。デ・ラ・ホーヤ氏は、カネロの次戦を2016年5月(シンコ・デ・マヨ)に行うと述べている。対して、ゴロフキンは次戦を2016年2月〜3月に予定している。

Sponsor Link

2016年、9月に実現か?!

 カネロは、ミゲール・コットに明確に勝利することは出来なかったが、メイウェザーJr.、マニー・パッキャオの次に最も興行価値の大きな選手であることは事実だろう。カネロは、ミドル級タイトルを155パウンド(キャッチウェイト)で行っている為、GGGとの統一戦を考慮すれば何戦かミドル級での試運転が必要だが、ファンは選手の事情に関係なく早期に実現を望んでいるビッグマッチと言えるだろう。

 カネロは、次世代のスーパースター候補と言われていたが話題先行型で過大評価されているという意見も多かったが、コットとのビッグマッチに勝利し評価を上げた。次戦はゴロフキンとの統一戦が控える。統一戦を拒否すればWBC世界ミドル級のタイトルは剥奪される見通しだ。GBPの看板を背負うカネロに選択肢はあるのだろうか。

 米・スポーツ専門メディアのダン・レイフィール氏によると、WBCは、統一戦前に両者に1戦試合を挟むことを特別に承認。2016年9月のメキシコの独立記念日に行うのではと述べている。ミドル級真の王者として認められるには、ゴロフキンとの統一戦は避けられない道だ。

関連記事:
コット、カネロ、レビューGGGとの統一戦の行方は

(Via: ESPN Boxing