「パッキャオとの試合が実現しなければ、2016年5月にブルックと戦う」そう語ったのは、実現を望んだフロイド・メイウェザーJr.(米)とのラスト・ファイトの候補から外れ、ウェルター級戦線でのビッグ・ファイトを望む、アミール・カーン(英)。2016年英国での実現が囁かれる英国人対決は実現するのだろうか。

 4日金曜日アミール・カーンは、パッキャオからのラスト・ファイトに指名されなければ、2016年イギリス、ウェンブリー・スタジアムで英国人のライバルIBF世界ウェルター級王者・ケル・ブルック(英)との試合を行うと明言した。

「マニーからの正式なアナウンスを待っている。彼は、ブラッドリー、クロフォードとの試合は拒否すると思っている。まだ、マニーとの試合を実現するチャンスはあると思っているよ。ただ、マニーが私を選ばなければブルックと戦うよ」とパッキャオとの対戦が実現しない場合、ケル・ブルックとの試合に意欲的であることを示した。

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 アミール・カーンが次戦の第2候補として上げたIBF世界ウェルター級王者・ケル・ブルックは次戦、IBF世界ウェルター級ランキング1位のケビン・ビジェ(カナダ)との指名防衛戦となる見通しとなっており、カーンとの試合が実現しても次戦以降だろう。ブルックをプロモートするエディ・ハーン氏は、2016年5月〜6月にもアミール・カーン戦を実現したいと述べている。

 2015年10月24日イギリスでの故郷シェフィールドで、ディエゴ・チャベスと3度目の防衛戦が決まっていたが、トレーニング中に助骨を負傷し試合は延期となった。IBF(国際ボクシング連盟)は、ケル・ブルックへ、ケビン・ビジェとの指名防衛戦を指令。エディ・ハーン氏は、ディエゴ・チャベスとの試合は合意済みだが、ビジェとの試合が優先されると話している。

 アミール・カーンは、フロイド・メイウェザーJr.との試合を熱望。メイウェザーJr.のラストファイトの最有力と呼ばれていたが選ばれず夢叶わずにいた。米国での試合経験もあり、興行観点から見ても現ウェルター級でカーンの商品価値は高い。ウェルター級スターの座を狙うカーンは、パッキャオとの試合が実現出来なければ、母国イギリスでブルックとの試合は大きな報酬も約束され、現実的と言える。両陣営にメリットがあるこの試合、2016年実現を期待したい。

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