アジアの英雄マニー・パッキャオ(フィリピン)のラストファイトの対戦相手が、早ければ今週中にも決定される見通しであることが分かった。パッキャオをプロモートするトップランク(米・大手ボクシングプロモーター)ボブ・アラム氏は、「早ければ12月4日にもパッキャオからラストファイトの相手について連絡がくると思っている」と話している。

ボブ・アラム氏は、パッキャオの対戦相手について、パッキャオがアミール・カーン(英)を指名しないことを望んでいるという。アミール・カーンは、トップランクと相反するPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)の陣頭指揮を執るアル・ヘイモン傘下の契約選手。現在トップランクはアル・ヘイモンに対し1億ドルの訴訟を起こしている。

カーンとの試合実現には超えなければならないハードルも高く実現性が低い。最終的にはパッキャオの判断となるが、クロフォード、ブラッドリー、カーンの中では、最有力候補はクロフォードだろう。地元オマハで絶大な人気を誇るテレンス・クロフォード(米)は、ラスベガスでパッキャオに勝利すれば、今以上に富と名声を手にすることができ、今後はペイ・パー・ビュー(PPV)ファイトにも期待が出来る。

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2日(水)パッキャオのマネージャー、マイケル・コンツ氏は、ボブ・アラム氏へ、パッキャオがラストファイトの相手を数日中に決定するだろうと話している。マニー・パッキャオは、2016年4月の試合を最後に正式に現役引退を表明。パッキャオは、2016年5月フィリピンで行なわれる上院議員選挙へ立候補し、今後は政治活動に専念すると発表している。

ボブ・アラム氏は、対戦相手に関わらずパッキャオのラストファイトの最低報酬額を2000万ドル(日本円で約25億円)を確約すると述べている。36歳を迎えたフィリピンの英雄パッキャオは、貧困からアメリカン・ドリームを掴み富と名声を手に入れた。向かうはフィリピン大統領だろう。フロイド・メイウェザーJr.と一時代を築き上げ、世界のボクシング界を牽引してたスーパースターも引退が近い。

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(Via: ESPN Boxing