2大会連続オリンピアン・ゴールド・メダリスト同士の対戦が噂される。WBO世界フェザー級王者・ワシル・ロマチェンコ(ロシア)と、WBA世界スーパーバンタム級王者・ギレルモ・リゴンドー(キューバ)の試合について、ロマチェンコをプロモートするトップランク(米・大手ボクシング・プロモーター)ボブ・アラム氏は、「リゴンドーは、”クレイジー”だ。」と述べ、試合の実現の意向がないことを示した。

2015年11月21日、この日、試合枯れが続くリゴンドーは復帰戦でドリアン・フランシスコ(フィリピン)と試合を行い10回判定勝利を収めている。試合を観戦した、ボブ・アラム氏は、「ロマチェンコ、リゴンドーの試合のバジェット(予算)は、150万ドル(日本円でおよそ1億8千万円)で考えていたんだ。しかし、リゴがその予算は十分でないと行ったんだ。」とリゴンドーが、法外な報酬を要求していたことを明かしている。

約11ヶ月ぶりにリングに復帰したリゴンドーの試合は、現地ではブーイングの嵐。試合後は、「眠くなった」等の批判がソーシャル・メディアを通して聞こえてくる。試合を配信した米・大手ボクシング中継局HBOは、11月21日に行われた試合の再放送にリゴンドーの試合を配信しないことが分かっている。

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リゴンドーが北米で試合が出来なかった理由は、トップランクとの契約が切れたことをも大きいが、中継局がリゴンドーに対して興味を示さなかったのが一番の原因。それはなぜか、フランシスコとの試合を見れば明らかだろう。

プロ・ボクシングは”エンターテイメント”、TVを見る人、観戦しに来る人を喜ばせなければならない。プロモーター、マッチメーカーはボクシング・ファンが見てくれるかビジネスとして成立するかを考え、TV局に対戦カードを打診をするのが通例だ。

リゴンドーは、フランシスコとの試合で、日本円で約4300万円の高額の報酬を得ている。自身のボクシングを貫きとおすリゴンドー、最高の技術を持っているが、エンターテイナーではなくプロ意識が欠落していると言っても過言ではない。ファンがいつまでもついてくるとは限らない。

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