試合枯れが続き、Jay-Z率いるロック・ネイション・スポーツ(RNS)と契約を果たしたWBA世界スーパーバンタム級休養王者・ギレルモ・リゴンドー(キューバ)。2015年11月21日の復帰戦を経て、契約したRNSは何を思うのだろうか。そして、自身が望む統一戦の実現はいかに。

現地時間11月21日、ギレルモ・リゴンドーは、「コット、カネロ」のペイ・パー・ビュー(PPV)アンダーカードで、ノンタイトル・スーパーバンタム級10回戦にて、ドリアン・フランシスコ(フィリピン)と対戦し、10回判定勝利を収めた。試合は、リゴンドーが何時ものようにクルーズ・コントロールした。

リゴンドーは、試合後のインタビューで「私は、戦いのあと素晴らしいと感じたんだ。彼は、ヘビーだったよ。ただ、彼のボクシング・スタイルより、私のほうが優れていたということだよ。11ヶ月ぶりに試合を行い試合が決まるまでは蜘蛛の巣にかかったような感じだったけど、勝利して戻ってくることが出来た。

私は、ファンにわかるように明確に勝ちたかったんだ。これから、ジムワークしファンに良いパフォーマンスを見せれるようにする。次の試合は、エキサイティングな試合になることを約束するよ」と語っている。

Sponsor Link

敗れた、フランシスコは、「彼(リゴンドー)は、ファイターではないよ。彼はマラソン・ランナーだ。彼は、パンチを被弾することを恐れて”戦い”をしたくないんだよ。俺は、試合の中で彼にプレッシャーをかけた時、彼は逃げたんだ。彼はパワー・パンチャーではないよ。ポイントによって勝利しただけだよ。俺は、この試合の為にハードなトレーニングをしてきたけど、この試合は時間の無駄だった気がするよ」と語っている。

フランシスコとの試合は、リゴンドーが終始クルーズ・コントロールし観客が沸き起こるどころか、リゴンドーのスタイルに嫌気が刺したファンから終始”ブーイング”が鳴り止むことは無かった。一流のスキルを持つが試合枯れが続くリゴンドーに対し、日本のファンからは同情の声も多く聞くがフランシスコとのパフォーマンスをみたファンはどう感じたのだろうか。

トップランクとの契約が終了し、HBO(米・大手ボクシング中継局)からも見放されたリゴンドー。今日の試合を見れば、HBOが見放した理由はほぼ明確だろう。リゴンドーの試合はエキサイティングでなく、ファンの関心をひくことも無いのがマッチメイク出来ないのが理由の1つだ。今後、WBAより、フランプトン、クイッグの勝者との統一選の指令が有り、フランプトン、クイッグ共に意欲を示しているが、フランシスコとの試合は、クイッグ、フランプトンの勝者との対戦の期待感が高まる試合ではなかった。そして、高額な報酬を要求するリゴンドー陣営に未来はあるのだろうか。

関連記事:
リゴンドー、2016年真のチャンピオンを証明、王座統一戦に意欲的
(Via: boxingscene