「全てのベルトを獲得する」そう語ったのは、米国ラッパー界の巨匠Jay-Z率いるロックネイション・スポーツ(RNS)と契約を果たした、WBA世界スーパーバンタム級休養王者・ギレルモ・リゴンドー(キューバ)だ。リゴンドーは、「真のチャンピオン」は自分だと述べ、他団体王者との統一戦を望んでいることを明かした。

「誰もが知っているように、私が”真のチャンピオン”なんだ。私はスーパーバンタム級王座を統一する。もし、誰かが”真のチャンピオン”は誰かと証明したいなら私は戦う準備が出来ている。ファンが私と、他団体王者との統一戦を望んでいるならそれは実現できる。ただ、そうなったら私との戦いを避けることは出来ないんだ

フランシスコとの試合が終われば、誰とでも戦う準備ができているんだ。私の目標は失ったベルトを全て取り戻すことなんだよ。私は、自分が”最高のファイター”であることを言う必要は無い。それをフランシスコとの試合で証明するよ。スーパーバンタム級で誰とでも戦う」と語っている。

2014年、ギレルモ・リゴンドーは、トップランク(米・大手ボクシングプロモーター)との契約が終え延長契約は無し。HBO(米・大手ボクシング中継局)からも見放され北米での試合の実現が困難となった。2014年12月大阪で行った試合を最後。その後2015年10月、WBOは、WBOが規定する期間内に防衛戦を行っていないとしリゴンドーのWBO王座を剥奪。WBAは、「休養王者」として認定。RNSとの契約をかわきりにスーパーバンタム級頂上決戦の実現を目指す。

Sponsor Link

窮地に立たされた現スーパーバンタム級最強のリンゴドーは、Jay-Z率いるRNSと4年契約を果たした。復帰戦で最高の舞台が用意されたが、TV中継局は一度は見放されたHBOが配信。陣営としては複雑な心境だろうが、試合を消化しなければチャンスは巡って来ないのも事実だ。

WBA、IBFは次戦に指名試合を指令

2016年、スーパーバンタム級では、英国人同士の統一戦も決まり王座統一戦の期待感が高まっている。しかし、選手間でのプロモーターの障害もあり今後の勝敗次第ではハードルが高くなりそだ。

2016年2月27日、イギリス、マンチェスターで、IBF世界スーパーバンタム級王者・カール・フランプトン(英)、WBA世界スーパーバンタム級王者・スコット・クイッグ(英)がIBF、WBAの王座統一戦を行う。WBA、IBFは、この戦いの勝者と指名戦を命じている。

WBA(世界ボクシング評議会)は、2016年5月までにフランプトン、クイッグの勝者とWBA世界スーパーバンタム級王者・ギレルモ・リゴンドーとの王座統一戦を指令。

IBF(国際ボクシング連盟)は、勝者と90日以内に指名挑戦権を持つ和氣慎吾(古口)との指名防衛戦を指令。フランプトン、クイッグは、リゴンドーとの対戦に意欲を示している。勝者がWBAと統一戦を選択すれば、IBFは王座剥奪となる見通しとなっている。

ロマチェンコとのオリンピアン対決

2016年以降、リゴンドーの王座統一戦の期待感が高まるが、フランプトンはRNSと相反するアル・ヘイモン氏傘下の選手。クイッグは、ヘイモン氏と有効関係を結ぶマッチルーム・プロモーションズ エディ・ハーンが率いる。勝者次第ではプロモーター間の障害に悩まされるかもしれない。フランプトン、クイッグ以外では、ウェイト問題を除けばWBO世界フェザー級王者・ワシル・ロマチェンコとの試合が現実路線も言える。

関連記事:
和氣慎吾、スーパーバンタム級頂上決戦へ参戦
リゴンドーに救世主現わる!RNSと契約を果たした

(Via: ESPN