WBC(世界ボクシング評議会)は現地時間17日、WBC世界ミドル級王者・ミゲール・コット(プエルトリコ)の王座剥奪をすることを発表した。ミゲール・コットは、2015年11月21日ネバタ州ラスベガスにあるマンダレイ・ベイ リゾート&カジノでサウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)を相手に防衛戦を行う予定だったが、コットがWBC王座を剥奪されたことにより、カネロが勝利した場合のみタイトルが掛かる変則マッチとなった。

コットが王座を剥奪されたことにより、コットに対してはWBC世界ミドル級の王座は掛からないノンタイトル戦扱いとなる。コットがカネロに勝利した場合、暫定王者・ゴロフキンが正規王者へ昇格する見通しとなり、カネロが勝利した場合は新・WBC世界ミドル級王者誕生となる。

コット王座剥奪の理由

「カネロと戦うためにベルトは必要ない」そう語ったのはミゲール・コットだった。カネロの試合は、2015年5月メイウェザー、パッキャオの「世紀の一戦」に継ぐボクシングのメガ・イベントで今年後半最も注目されている興行である。

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コットは、カネロ戦でWBCへ対し支払う承認料の支払いを拒否した。コットはギール戦後に、WBCから暫定王者・ゲンナディ・ゴロフキンと王座統一戦を命じられていたが、サウル・”カネロ”・アルバレスと「選択試合」をする為、ゴロフキン陣営へ待機料として80万ドル(約9800万円)を支払うことで、ゴロフキン陣営と合意。WBCが「選択試合」を特別承認していた。

WBCは、コット、カネロをプロモートする両陣営に、「特別承認料」として2万5千ドル(約310万円)。コット、カネロに対し承認料として、30万ドル(約3700万円)の支払いを命じていたが、コットは、30万ドルの承認料について、WBCに対し12万5千ドルに減額を要請。WBCはコットからの要請を却下。WBCは、コットが承認料を支払う意思がないことからWBC世界ミドル級王座剥奪の決定を下した。

(Via: ESPN Boxing