2015年11月12日、パウンド・フォー・パウンド上位にランクするアンドレ・ウォード(米)は、ライトヘビー級転向に基づき保持するWBA世界スーパーミドル級王座を返上することを発表。WBA王座を返上したウォードは、ライトヘビー級に階級を上げることを正式に表明した。 ウォードは、2016年に実現の機運が高まるWBA・WBO・IBF世界ライト・ヘビー級王者・セルゲイ・コバレフ(ロシア)との統一戦に向け動き出す。

WBA王座を返上したウォードは、「2009年にWBAの王座を獲得し6度防衛し、WBAとは良い関係を築くことができたんだ。WBA会長・ヒルベルト・メンドサ氏と、WBAのスタッフには感謝しているよ」とWBAに対し敬意を表している。

WBAは、「アンドレ・ウォードは歴代のスーパーミドル級の選手の中で最も素晴らしいチャンピオンの1人だよ。彼は偉大な選手でありながらとても紳士的で、ボクシング界の模範になる男だよ。アンドレ・ウォードの2階級制覇を達成することを祈っている」とコメントしている。

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2015年初頭、アンドレ・ウォードは、グーゼン・プロモーションとの契約を解消しJay-Z率いるロック・ネイション・スポーツ(RNS)と電撃契約を果たした。その後、2015年6月に172パウンド契約でポール・スミスと対戦し9回TKO勝利し復帰戦に勝利している。

その後、HBO(米・ボクシング中継局)と3試合を契約。11月21日ネバタ州ラスベガスにあるマンダレイ・ベイ イベント・センターで、アレキサンダー・ブランド(コロンビア)との試合が決定していたが、ウォードのトレーニング中の負傷により試合は中止となった。

ウォードがHBOと契約した際に、セルゲイ・コバレフとの試合が条件に含まれているという話もある。2016年、ライトヘビー級戦線に参戦するウォードは、コバレフとの試合はTV局との障害は無く最も実現性の高い試合と言えるだろう。

しかし、スーパーミドル級でゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)と試合をする必要があると指摘するボクシング関係者も多いのが事実だ。ウォード、コバレフも対戦が望まれるカードだが、ウォード、ゴロフキンも同じようにボクシング・ファンに望まれているカードと言えるだろう。

しかし、お互いの方向性、タイミングがあわずにビッグマッチが流れるケースも多いのも事実だ。コバレフは次戦は、ジャン・パスカルとの再戦が決定。2016年、ウォードとの試合は規定路線と言っていいだろう。

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(Via: ESPN Boxing