Showtime(米・大手ボクシング中継局)は、WBC世界フェザー級王者・ゲーリー・ラッセルJr.が、怪我により米国現地時間2015年11月14日、ネバタ州ラスベガスにあるハード・ロック&カジノ・ホテルで予定されていた、オスカル・エスカドン(コロンビア)との初防衛戦が中止になったことを発表した。

Showtime スポークスマンのクリス・デブラジオ氏は、ゲーリー・ラッセルJr.がトレーニング・キャンプ中にカットし、11月14日の試合を辞退したことを米・ボクシングメディアのboxingscene.comへ明らかにした。クリス・デブラジオ氏は、ラッセルJr.の辞退に「非常に残念な結果となった」と述べ、11月14日の対戦カードについて再構成し、近日中に正式にアナウンスすると述べていいる。

Showtimeは、ゲーリー・ラッセルJr.の試合が怪我により消滅したことにより、11月14日の興行を「Showtime Championship Boxing」から次世代のプロスペクトを扱う「ShoBox」シリーズに変更することを示唆している。

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WBC(世界ボクシング評議会)は、ラッセルJr.が怪我により防衛戦が行えなくなったことで、WBC世界フェザー級ランキング1位のロビンソン・カステジャノス(メキシコ)と、ランキング12位のオスカル・エスカドン(コロンビア)の間でWBC世界フェザー級暫定王者決定戦をするよう両陣営に通達した。

ロビンソン・カステジャノスはランキング1位で、ゲーリー・ラッセルJr.への指名挑戦権をもつ。カステジャノスは、ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)がプロモート。オスカル・エスカドンは、GBPと相反するヘイモン傘下の選手であり入札となる可能性が高そうだ。

WBCフェザー級は、長きに渡り指名防衛戦が行われていない。WBCは、前王者・ジョニー・ゴンサレスに対し、ラッセルJr.戦後にカステジャノスとの指名戦を指令。ラッセルJr.が勝利したが、カステジャノスとの指名試合とはならず選択試合となっている。

最近は、プロモーター、中継局との障害、ビッグマッチの兼ね合いも有るが、指名挑戦権をもつ選手との義務的な防衛戦について、認可団体が特例を承認しパスされるケースが目立つ。各認可団体は指名試合の義務的な防衛戦の規定を明確にし各団体で統一し厳格にしなければ、世界王者の権威が薄れる今、「指名挑戦者決定戦」の意義も薄れることは事実だろう。

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(Via: ESPN Boxing