2015年10月28日、WBO世界スーパーバンタム級王座を剥奪されたギレルモ・リゴンドー(キューバ)の保持する「WBA」王座が「休養王座」となる見通しであることが分かった。WBA(世界ボクシング協会)ヒルベルト・メンドサ会長は、2014年12月31日以降に防衛戦を行っていないギレルモ・リゴンドーに対し「休養王座」として認定する方針であることを米・ボクシングメディアに通知した。

また、ギレルモ・リゴンドー陣営は、2015年12月4日、セサール・セダ(プエルトリコ)との試合を計画していたが破綻していたことが分かった。リゴンドー陣営は、セサール・セダとの試合の承認をWBAへ申請。WBAは、セサール・セダが、2015年3月28日から試合をしていないことを理由に承認を却下していた。

WBAは、現在、交渉が進められているWBA世界スーパーバンタム級レギュラー王者・スコット・クイッグ、IBF世界スーパーバンタム級王者・カール・フランプトンとの統一戦を承認。クイッグ、フランプトンの統一戦は、大筋が合意し最終合意が近い。リゴンドーが休養王者となったことで統一戦への障害が無くなった。

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WBO(世界ボクシング機構)は、ギレルモ・リゴンドー陣営に対し、防衛戦を行わない理由を文書で提出するように要請。ギレルモ・リゴンドー陣営は、リゴンドーは試合をする準備ができているが、対戦相手を用意することができない。WBAへ統一戦も要請しているとし例外承認を得るようWBOへ申請。WBOは、リゴンドー陣営からの回答を協議し、考慮出来ないとし規定どおり王座剥奪の判定を下している。

セサール・セダとの交渉が決裂

カリブ・プロモーション CEO ボリス・アレンシビア氏は、数時前にアル・ヘイモン氏との契約寸前で破綻したことを話していた。セサール・セダはヘイモン傘下の選手であり、アル・ヘイモン氏と交渉したがWBAからの承認が得られず交渉が破綻したものとみられる。

クイッグ、フランプトンの統一戦がみえてきた

リゴンドーが休養王者に認定。英国で待望視されている、スコット・クイッグ、カール・フランプトンの統一戦実現への障害が無くなったと考えていて良いだろう。契約内容についても大筋合意していると見られ近く最終合意が近いとされている。

WBAは公式アナウンスしていないが、リゴンドーは、クイッグ、フランプトンとの勝者の統一戦を望むことは確かだろう。リゴンドーの休養王者について「スーパー休養王者」になるのかは明らかになっていない。強すぎるがゆえに対戦相手が居ないとも言われるが、米・ボクシング中継局からの興味の薄れ、トップランクとの契約以外にも、取り巻く環境にも恵まれていなく問題は複雑そうだ。

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(Via: boxingscene