2016年、WBA・WBO・IBF世界L・ヘビー級王者・セルゲイ・コバレフ(ロシア)が、WBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード(米)とのビッグ・ファイト実現の可能性がでてきた。先週、アンドレ・ウォードは、HBO(米・大手ボクシング中継局)と3試合を契約した。

セルゲイ・コバレフは、WBC世界L・ヘビー級王者・アドニス・スティーブンソン(カナダ)との4団体統一戦の期待感が高まっているが、アンドレ・ウォードがHBOと契約したことにより、実現が難しいスティーブンソンとの統一戦は一先ず保留となりそうだ。

両選手はライバル局のTV局と契約していることが試合実現の障害となっている。コバレフはHBOと契約。スティーブンソンはHBOとライバル局であるShowtimeと契約し、アドバイザーであるアル・ヘイモン氏が陣頭指揮を執る「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」(PBC)を主戦場に試合を行っている。

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一度消滅しているスティーブンソン戦

2014年、コバレフ、スティーブンソンは、HBOで中継することで試合が大筋合意していたが、直後スティーブンソンが大物アドバイザーアル・ヘイモン氏と契約。両雄の試合は消滅している。

スティーブンソン、コバレフの試合は、HBOがコバレフvsアグニュー、スティーブンソンvsフォンファラの試合後、2014年秋頃にHBOが中継することで大筋合意していた。しかし、スティーブンソンがアル・ヘイモン氏と契約。ヘイモン氏は「スティーブンソンvsフォンファラ」の試合をHBOと合意していた金額の+40%を掲示し、試合をライバル局Showtimeで中継し両雄の対戦は見送られることとなった。

ウォードとの試合は

コバレフは、スティーブンソンと同じくL・ヘビー級でビッグマッチを望むが互いの統一戦以外にビッグマッチが難しいのが現状だ。スティーブンソンは、同じヘイモン傘下であるベテルビエフ(ロシア)が居るがまだ売出し中の選手。ヘイモン氏の意向もあることから、マッチメイクはまだ先になるだろう。

コバレフ、ベテルビエフのマッチメイクもヘイモン氏傘下のことからマッチメイクは難しく、HBOと3試合の契約を果たしたアンドレー・ウォードとの試合は現実路線だろう。ウォードは、決して派手な選手ではないが、L・ヘビー級戦線の参戦が確定すれば、コバレフとの試合が実現する可能性は高いだろう。

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(Via: boxingscene