2015年10月17日、この日、ニューヨーク、マンハッタンにあるマディソン・スクウェア・ガーデン(MSG)は、20,584の大観客を動員。PFPキング”チョコラティート”の愛称で知られるWBC世界フライ級王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)は、9回TKOで”ハワイアン・パンチ”ブライアン・ビロリア(米)を粉砕し3度目の防衛に成功した。

「ビロリアと共に、偉大なファイター達と同じように、最高のパフォーマンスを見せる。」試合前にローマン・ゴンサレスが語ったとおり、勝利したゴンサレスは勿論、ビロリアも最後まで諦めずに勇敢に攻め素晴らしいファイトだった。

フライ級の実力者であるブライアン・ビロリアは試合前、最高のコンディションでローマン・ゴンサレスに挑むと言ったとおり、この日のビロリアは過去最高のコンディションに見えた。序盤は持ち前のスピード、パワーを駆使しゴンサレスのプレッシャーに対抗すべき攻勢に転じるが、ゴンサレスの攻撃・防御はそれを遥かに凌ぐものだった。

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驚異的なパワーパンチ

この日も、ゴンサレスはディフェンス面で大きく破綻することは無く、パーリン、スウェー、ダッキング、ブロッキングを巧み使った。攻撃面では、体位の入れ替え時のボディ・アッパー、右のダブルは芸術的。ゴンサレスのアウトサイド、インサイドから攻め上げる的確なパワーパンチの連続攻撃は脅威、最高のコンディションを用意したビロリアにしても為す術が無かったと言える。

ブライアン・ビロリアは試合後に「ローマンは、驚異的なファイターだった。私は、ローマンをリスペクトしているよ。この戦いに備えてローマンとは異なるファイターとスパーリングをし準備をしたけど、ローマンのディフェンス、スピードには驚いたよ。試合はストップされたけど、まだ続けることが出来たと感じている。もし、彼と再び試合をする機会があれば私はゴンサレスとの試合を受けるよ。ローマンとの試合から多くを学んだ。次戦でこの学んだことを活かすよ」と語っている。

ゴンサレスは次戦に、WBAスーパー・WBO世界フライ級王者・ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とのリマッチを望んでいるという。次戦は全く不明だが、エストラーダとのリマッチにHBOが興味を示していることは言うまでもない。WBO世界ライトフライ級王者・ドニー・ニエテス(フィリピン)がゴンサレスとの試合を望んでいるとの声もあり、今後もフライ級最強王者の話題は尽きなそうだ。

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(Via: boxingscene