フロイド・メイウェザーJr.は、米国現地時間、2015年9月12日に行なわれるアンドレ・ベルトとの試合に向け、現地時間8月27日にメディア向けに練習を公開。ラスベガスにあるメイウェザー・ボクシング・クラブへ、世界で最も高額とされているケーニッグゼグ・CCXRトレヴィータ(日本円で約5億7000万円)に乗り、颯爽と報道陣の前に姿を現した。

この日は、メディア向けのインタビューとスパーリング・セッションが公開された。メディア向けの調整スパーリングだが、38歳となった今も尚衰えを感じさせない。ハンドスピードも速く、時より鋭く強いパンチを打ち込む場面も見せる。何より、ディフェンスからオフェンスへの切り替えのスピードが高速だ。

メイウェザーJr.は、ウィニング社のヘッドギア、カップ、グローブ身を包み。L字ガードを基点としショルダー・ロール、スウェー、ボディ・ワークを中心にディフェンス・ワークを披露した。スーパーリングは、時間は決められておらず1ラウンド約6分を2回、2人の選手と行われた。

Showtimeとの6試合契約の6試合目の最後となるフロイド・メイウェザーJr.は、アンドレ・ベルトとの試合がラスト・ファイトになると公言。メイウェザーJr.は、2年半の戦いを経てShowtimeとの6試合目の最後の試合前に、自身の衰えを感じているという。

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50戦目が行なわれることは濃厚

image source to:The Ring

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引退を公言しているメイウェザーJr.だが、米・ボクシングメディア含め、49戦目のベルト戦をクリアし、2016年50戦目を行うことは濃厚との見方が強く、2016年ネバタ州ラスベガスに、20,000人を収容可能なMGMの新しいアリーナで”こけら落とし”に行なわれる可能性は高い。

もし、メイウェザーJr.が50戦目を行うのであれば興行収益が最も見込める、2015年11月21日ラスベガスでマンダレイ・ベイで行なわれるミゲール・コット、サウル・”カネロ”・アルバレスの勝者。マニー・パッキャオとの再戦が浮上することはほぼ間違いないだろう。今、メイウェザーJr.に相応しい対戦相手は、キース・サーマン、ダニー・ガルシア、ショーン・ポーターと実力者達が揃うが、コット、カネロ、パッキャオほど興行収益が見込めないのが事実。

コット、カネロ戦の勝者も有力

CottoCanelo

勝者はWBC暫定王者ゲンナディ・ゴロフキンとの統一戦が義務付けられているが、ミゲール・コットは、タイトルを辞さない構えを見せており、仮にカネロ戦をクリアしても、ゴロフキンとの統一戦を行うことは限りなく低い。コットのアドバイザー、ギャビー・ペニャガリカーノ氏は、メイウェザーJr.との再戦について興味を持っていると話し、再戦の意向があることを示唆している。

コットはRNSと3試合を契約。カネロ戦をクリアすれば残り1試合。引退も近いと言われキャリア最後の試合となることも考えれ、リスクでしかないゴロフキンとの統一戦を行うより、より報酬が約束されるメイウェザーJr.との再戦を選択する可能性は高いと言える。

メイウェザーJr.は、2015年5月2日、マニー・パッキャオとの「世紀の一戦」を経て、富と名声を得た。アンドレ・ベルトとの試合が決まったのは試合まで2ヶ月を切った8月上旬。プレッシャーから開放された「世紀の一戦」後の調整試合という見方も強い。9月12日の試合が終わっても、フロイド・メイウェザーJr.の話題は暫く続きそうだ。

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