2015年5月2日、今世紀最大のビッグイベント「世紀の一戦」から半年、一度は消滅したプエルトリカン・レジェンド ミゲール・コット(プエルトリコ)、メキシカン・スター サウル・”カネロ”・アルバレスの推定「50億円」のメガ・ファイトが、米国現地時間2015年11月21日、ネバタ州ラスベガスにあるマンダレイ・ベイ リゾート&カジノで実現する。

試合は、WBC世界ミドル級タイトルマッチ「155パウンド」キャッチ・ウェイトで行なわれる。興行は、ミゲール・コットのプロモーター、ロック・ネイション・スポーツ(RNS)とカネロをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)で共同開催され、米・大手ボクシング中継局HBOがPPV(有料放送)で中継することが決定。

4大プロモーション・ツアーが開始!

コット、カネロのプロモーション・ツアーは、一般向けに無料で公開。現地時間8月24日より、米・カリフォルニア州ロサンゼルス、ハリウッドにあるハイランド・センターをはじめに行なわれ、25日、メキシコ、メキシコ・シティ、26日、米・ニューヨーク、27日、プエルトリコ・カグアスで開催される。

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チケットは週明け月曜発売か!

会場となるマンダレイ・ベイの収容可能人数は約12,000人、興行規模・マンダレイ・ベイの収容人数、チケットの需要からチケットは争奪戦となることは確実。チケットの詳細については正式に発表されていないが、米・ボクシングメディアは、チケット価格は、$2,000、$1,750、$1,250、$650、$350、$120になるだろうと報道している。

興行はメイウェザー、パッキャオのスーパーイベントではないが、チケットは数時間でソールド・アウトされることが予想される。過去のデ・ラ・ホーヤ、メイウェザー。メイウェザー、カネロ。デ・ラ・ホーヤ、パッキャオのチケットもチケット販売後、数時間でソールド・アウトしている。現地観戦予定の方は、販売時間にスタンバイしたほうが良さそうだ。チケットの詳細は来週はじめにも公式発表が予定されている。

50億円のメガファイト

2人の報酬は明らかにされていないが、複数の米・ボクシングメディアは、報酬分配は(60-40)コットが30million(約37億円)、カネロが10million(約12億円)の報酬を受け取ると報じている。2人の最終的な報酬は、PPVの売上も加算される。

コット、カネロは、2015年5月に実現することを目標に交渉が進められていたが、報酬面で合意することができず交渉が決裂。この時、コット陣営に12億円のオーファーをしたという。一度は交渉が決裂したが、両雄の対戦は再度浮上。もはや、2人の対戦はタイトルマッチは関係ないが、2人の対戦の期待感が高待っている今が最高の舞台となることは明らかだ。

WBC(世界ボクシング評議会)は、コットへ、ミドル級暫定王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)との統一戦を指令。以前、WBCは、コット、ゴロフキンとの統一戦を指令しているが、WBC マウリシオ・スライマン会長はカネロ戦を推していた。実現が難しいゴロフキン戦よりも、カネロ戦は実現性も高くメガマッチとなることが約束され高い収益が望まれるからだろう。

カネロはスターになれるか

コットはRNSと3試合50億円の大型契約を果たし、ギールとの初防衛戦をクリア。カネロもカークランドを粉砕。下馬評では、カネロ有利だが、フレディ・ローチと組み真価したミゲール・コットは、ディフェンス・ワークは更に磨きがかかり、ブロッキング、パーリンだけでなく、フットワークも匠に使う。マルチネス、ギール戦を見ればコットの真価は明らかだろう。

対して、次世代のスーパースター候補と言われているカネロの評価も高い。ハンドスピード、パワーも有り攻撃も多彩だが、相手に主導権を握られると攻撃が単調になる部分も有り課題が残る。人気・実力ともにあるカネロが、真価を遂げたミゲール・コットとの試合は、スーパースター候補を担う上で重要な試合となる。

カネロはフロイド・メイウェザーに敗戦した以降、エリスランディ・ララ、カークランドと勝ち進んでいる。戦術面に長けているコットとの対戦は、カネロにとって今まで無い苦戦を強いられる可能性があるが、「勢い」がある若武者カネロは、コットにとって脅威となることは間違い無い。2人の予想は戦ってみないと分からない部分は多い。2015年後半最高に楽しみな試合になりそうだ。

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(Via: ESPN