IBF(国際ボクシング連盟)が次期ライトヘビー級挑戦者決定戦として指令していた、同級2位のアルツール・ベテルビエフ(ロシア)、同級3位バーナード・ホプキンス(米)はホプキンス陣営から回答が無かった為、2人の挑戦者決定戦は消滅した。

IBFは、ホプキンス陣営が最終回答期限の8月5日を過ぎても連絡が無かった為、同級4位エリック・スコグラウンド(スウェーデン)に出場を要請。しかし、エリック・スコグラウンドは、2015年9月19日に母国スウェーデンで試合が決まっている為出場を辞退した。

勝者は、WBA・WBO・IBF世界ライト・ヘビー級王者・セルゲイ・コバレフへの挑戦権を得る。当初のメディアの予想どおりバーナード・ホプキンスは挑戦者決定戦を辞退。IBFは同級5位のイサック・チレンベ(マラウィ)へ挑戦者決定戦の出場を要請した。

しかし、チレンベは同級のWBC(世界ボクシング評議会)1位にランクしていることから、より報酬が弾むWBC世界ライト・ヘビー級王者・アドニス・スティーブンソンとの対戦に標準をあわせる見方が強い。チレンべ陣営は、8月11日までにIBFへ出場の可否について回答をする必要があるという。

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ホプキンスが属するゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)、トップランクは、アルツール・ベテルビエフを傘下に収めるアル・ヘイモン氏に対し、3億ドルの訴訟を起こし両陣営のビジネス関係は最悪といったところだ。

アルツール・ベテルビエフをプロモートするイボン・ミシェル氏は、ベテルビエフは、IBF陣営から提案されたホプキンス、スコグラウンド、チレンベとの対戦を全て受け入れていると語っている。

コバレフ、ベテルビエフは消滅

ベテルビエフは、次戦セルゲイ・コバレフとの対戦の話があったが、ベテルビエフ陣営がコバレフとの対戦を拒否し交渉は決裂している。ベテルビエフは、オリンピアンで、アマ時代にコバレフに2度勝利、オレクサンドル・ウシクに勝利した実績を持っている。

パワーパンチャーだが、振り回す感じではなくコンパクトに強打を打て体幹が強い。パンチは上だけでなく上下、左右に散らせることが出来技術面も高い。しかし、直近のジョンソン戦では攻めあぐねる面も多く戦術面での課題は残る。

将来的には、スティーブンソンとの試合が計画されていることから、あと数戦はトップコンテンダーを相手にキャリアを積むことが陣営としての狙いだろう。アマチュア時代にコバレフに勝ってるとはいえ、現段階でコバレフ戦に進むのは時期相応。チレンベが辞退すれば、アンドレイ・フォンファラに出場が要請される。

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IBF指令、ホプキンス、ベテルビエフ、ライトヘビー級挑戦者決定戦を指令

(Via: boxingscene