IBF(国際ボクシング連盟)世界スーパーバンタム級王者挑戦権を持つ和氣慎吾(IBFランキング1位)と、IBF世界スーパーバンタム級王者カール・フランプトン(英)との対戦が暗礁に乗り上げた。米国現地時間、18日、米・テキサス州エルパソにあるドン・ハスキンズ・センターで行われたIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチは、王者カール・フランプトンが、挑戦者アレハンドロ・ゴンサレス(メキシコ)を3-0の判定で下し、2度目の防衛に成功した。

フランプトン、試合後に階級変更を示唆

試合後、カール・フランプトンはフェザー級への階級変更を示唆。減量苦であることを明かし、次戦以降にスーパーバンタム級へ留まるか、フェザー級へ階級を変更するかを決めなければならないとメディアのインタビューで話している。こちらの記事でも紹介したが、カール・フランプトンは、アブネル・マレス、レオ・サンタ・クルスの勝者、ゲーリー・ラッセルJr.との対戦が計画されている。

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和氣慎吾は、現在、米・カリフォルニア州ロサンゼルスで合宿中。18日、米・テキサス州エルパソで行われたフランプトン、アレハンドロ・ゴンサレスの試合は、フランプトンの力量を自身の目で確かめる為に観戦に訪れたという。観戦後、フランプトン戦をイメージすることが出来、勝てる要素を見出したと自身のブログで語っている。

和氣慎吾は、2015年6月10日にIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、マイク・タワッチャイと対戦しし、3-0の判定で勝利し王者フランプトンへの挑戦権を得ている。マイク・タワッチャイに勝利した和氣慎吾だが、タワッチャイのパンチを不用意に貰う場面も多くディフェンスの甘さが露呈。課題が多く残る試合だった。

フランプトンだけでなく、世界のトップクラスのボクサーは一瞬のチャンスを逃さない。ディフェンスの甘さは時として致命傷となる。フランプトンとの対戦が実現となれば、スピードでは和氣慎吾が有利だが、攻めこまれ劣勢に立たされた時にどうなるか。

フランプトン戦は、勝つことは難しいと言われているが、絶対王者へ、強い意志を持ち立ち向かう挑戦者の構図は、4団体に王者が居る今少ない。フランプトンが次戦、スーパーバンタム級に留まるかは不明確な部分が大きいが、和氣慎吾との対戦が実現すれば、英国、北米となるだろう。