米国現地時間、2015年7月18日テキサス州エルパソにあるドン・ハスキンズ・センターで行われたIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチは、王者カール・フランプトン(英)が、12回(3-0)の判定で挑戦者アレハンドロ・ゴンサレスJr.(メキシコ)に勝利を収め、2度目の防衛戦に成功した。スコアカードは、116-118、116-108、115-109。

挑戦者ゴンサレスJr.が善戦

IBF王者カール・フランプトンは、プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)の陣頭指揮を務める大物アドバイザー、アル・ヘイモン氏と契約後、初の全米デビューを果たした。フランプトンは、米国初のデビュー戦は硬さが残り予想以上に苦戦を強いられた。

試合は、第1ラウンド、挑戦者のゴンサレスが左フックのカウンター、ワンツーの右ストレートで王者から2度のダウンを奪った。2度のダウンを奪われた王者フランプトンだが、フラッシュ気味のダウンだったせいかインターバルで回復。

その後も効果的にパンチ・アウトするが、ゴンサレスJr.は体が柔らかくディフェンシブ。ゴンサレスJr.はフランプトンの打ち終わりにカウンター、時より見せる右のオーバーハンド、左アッパー。フランプトンは自身のリズムを作れずにいた。

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CompuBoxの統計によれば、フランプトンは692のパンチを放ち的中率は「36%」、対するゴンサレスJr.は、593のパンチを放ち的中率は「24%」。フランプトンは、ゴンサレスより手数、そして的中率で上回った。フランプトンは、2度のダウンを奪われたが、効果的にポイント・アウトし試合の主導権を握った。

フランプトンは、ダウンこそ奪えなかったがアイルランドを主戦場にし、今回が初の全米デビュー戦。初のアウェイでの試合は苦戦を強いられたが、米国ボクシング・ファンに印象付けことが出来る試合となったのではないだろうか。アレハンドロ・ゴンサレスJr.は王者フランプトンに敗戦を喫したが、ポテンシャルの高さを示した試合。今後、キャリアを積めば世界戦のチャンスは巡ってくるだろう。

王者フランプトン次戦の対戦候補は

試合後、フランプトンは、ゴンサレスとの試合はエキサイティングだったが、KOすることができなかったと自身のパフォーマンスが発揮するこができなかったと語った。また、減量苦であることを明かし、スーパーバンタム級に留まるかどうか決めなければならないと述べている。

フランプトン、英国では有名だが米国での一般層への認知度は低い。マネージャーを務めるバリー・マクギガンは、米国デビューを果たすことについての重要性について言及。全米地上波CBSで、カール・フランプトンが試合をすることは、米国での認知度、人気を得る為に重要な試合であると述べている。

アイルランドを主戦場をしてきたカール・フランプトン、米国での認知度・人気を高め次戦以降は、ビッグマッチをすることが狙い。2016年以降に、8月29日に試合をするアブネル・マレス、レオ・サンタ・クルスの勝者を含め、フェザー級戦線で試合をする計画が浮上。

同日、スコット・クイッグがキコ・マルチネスを下したことで、今後は、再度フランプトンとの対戦が浮上するだろう。クイッグは次戦ドネア戦が有力、ドネアとのビッグマッチを制することができれば、カール・フランプトンとの英国人対決が観れるかもしれない。

(Via: ESPN)