今日気になった世界のボクシングニュース、井上尚弥の次戦、サリド、マルティネス再戦、ブルック、リオスの対戦について記載します。

1. 井上、次戦は選択試合を承認

WBO(世界ボクシング機構)フランシスコ・バルカル会長が来日。日本ボクシングコミッションで会見を行い、WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(大橋)の次戦の対戦相手について、WBO世界スーパーフライ級ランク1位ワリート・パレナス(フィリピン)、同級2位のダビ・カルモナ(メキシコ)2名の選手を大橋陣営が選択する指名試合とすることを明らかにした。

1.1 井上尚弥は次戦は暫定王者との対戦が既定路線だった

井上尚弥が長期離脱したことにより、WBOは急遽暫定王者を設置。井上尚弥は、怪我からの復帰後に暫定王者との統一戦が義務付けられていた。

WBO世界スーパーフライ級暫定王者決定戦は、現地時間2015年7月4日メキシコで行われ、WBOランキング1位のワリート・パレナス(フィリピン)とWBOランキング2位のダビ・カルモナ(メキシコ)で争われた。結果は、12回判定で引き分け(115-112 カルモナ, 113-113 パレナス, 114-114 引き分け)。暫定王者が誕生すれば、正規王者の井上尚弥と対戦となる予定だった。

元WBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス陣営が井上尚弥との再戦を望んでいるが、試合結果は明確なものでありダイレクト・リマッチは成立はしないだろう。

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2. サリド、マルティネス再戦の日程が変更

Puerto Rico's Roman Martinez celebrates after beating USA's Diego Magdaleno during their WBO world super featherweight title bout at the 'Fists of Gold' boxing event in Macau on April 6, 2013. AFP PHOTO / Dale de la Rey        (Photo credit should read DALE de la REY/AFP/Getty Images)

Puerto Rico’s Roman Martinez celebrates after beating USA’s Diego Magdaleno during their WBO world super featherweight title bout at the ‘Fists of Gold’ boxing event in Macau on April 6, 2013. AFP PHOTO / Dale de la Rey (Photo credit should read DALE de la REY/AFP/Getty Images)

オルラルンド・サリド(メキシコ)のマネージャーによると、WBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルティネス(プエルトリコ)との再戦日程が変更になることを明かした。当初、2015年8月29日、米国開催を目標に交渉が進められていたが、日程が9月19日米・カリフォルニア州に変更となることを米ボクシングメディアESPNに語った。

オルランド・サリドは、2015年4月11日、プエルトリコで元王者ローマン・マルチネスと対戦し、0-3の判定負けで初防衛戦に失敗、王座から陥落。サリドをプロモートするサンフェール・プロモーションズ ショーン・ギボンズ氏は、既に再戦の交渉を開始。2015年4月の対戦は合意にあたり、再試合の条件が含まれていたという。

3. ブルック、リオス、消滅か!

image source to:The Ring

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トップランク、エディーハーンで交渉が進められ、最終合意が間近とされていた。IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(英)とブランドン・リオス(米)の試合が暗礁に乗り上げた。ブランドン・リオスのマネージャーを務めるキャメロン・ダンキンが交渉が難航していることを明かしている。

キャメロン・ダンキンによると、ケル・ブルックのプロモーター、エディ・ハーンは、試合の契約条件である再試合条件の中に、再試合となった場合に英国での再戦を要求しているという。キャメロン・ダンキンは、ブルック以外のプランBの検討も併せて行い近日中にアナウンスすると述べている。

3.1 ブルック、リオスのプランB

ブランドン・リオスのプランBは、ルスラン・プロボトニコフ(ロシア)が候補になる。しかし、プロボトニコフは、TV局との契約は無く今はフリーの状態。トップランク、GBPとの意向もあるが、アル・ヘイモンが陣頭指揮を執る「プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ」(PBC)の舞台も考えられ、現段階では不透明性が高い。

トップランクは、ウェルター級のトップコンテンダーは少ない。ウェルター級のトップコンテンダーはアル・ヘイモン傘下だ。次戦ビッグマッチを模索するブランドン・リオス、トップランクだが、ケル・ブルックとの試合が消滅すれば、厳しい状況となることは確かだろう。

5階級制覇を目論むメキシカン・スター、ファン・マヌエル・マルケスとブルックとの噂もあるが、マルケスが膝を故障し復帰の目処は立っていない。復帰の目処がたてば、ブランドン・リオス、ケル・ブルックは候補としてあがるが次戦の日程は9月から残された時間は少ない。