WBO(世界ボクシング機構)は、フロイド・メイウェザーJr.が保持する世界ウェルター級王座を剥奪したことを発表した。WBOは、剥奪した理由を、2015年5月2日にマニー・パッキャオとの試合の認定料20万ドル(約2450万)の未払い。WBA、WBC世界スーパーウェルター級王座を返上しなかった2点を上げている。

規定では、複数階級の王座を同時に保持することは禁止されているが、WBA、WBCは容認。WBOは、フロイド・メイウェザーJr.を特別視することはなく、ウェルター級王座を保持する条件として、WBA、WBC世界スーパーウェルター級王座返上と、パッキャオ戦の認定料の支払いを要求していた。

フロイド・メイウェザーJr.は、2週間以内にWBOへ異議申立てが可能。米・ボクシングメディアESPNは、異議申立てを行ってもWBOの判断は変わらないだろうと述べている。

Sponsor Link

メイウェザー、王座返上を明言するも一転

フロイド・メイウェザーJr.は、2015年5月2日米・ネバタ州ラスベガスにあるMGMグランド・ガーデン・アリーナで、WBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオとの統一戦で、3-0の判定で勝利を収め、WBOのベルトを獲得。

試合後のプレス・カンファレンスで保持しているWBC、WBA、WBOのタイトルを返上する予定であることを語っていた。その後タイトル返上についてのアナウンスはなかったが、WBOは、早々にウェルター級の王座を空位とした。

タイトルを明け渡すと明言していたメイウェザーだが、一転して、弁護士を通じWBOへ、ウェルター級タイトル保持についての決定を保留するようWBOへ要請。WBOは、タイトル保持について、WBA、WBC世界スーパーウェルター級王座返上、パッキャオ戦の認定料の支払いを、2015年7月3日までに実施することを条件で承認するとメイウェザー陣営に通達していた。

WBO世界ウェルター級王者として、2015年6月27日米・カリフォルニア州カーソンズにあるスタブハブ・センターで行われたWBO世界暫定ウェルター級タイトルマッチでジェシー・バルガスを判定で下したティモシー・ブラッドリー(米)が認定される予定。

関連記事:メイウェザーWBO世界ウェルター級のベルトはどうするのか?!

(Via: ESPN Boxing)