ベルト剥奪!体重超過、ニコラス・ウォータース、ミゲル・マリアガ、計量失敗


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米国現地時間2015年6月12日、13日、米・ニューヨークにあるマディソン・スクウェア・ガーデンで行われるWBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース、ミゲル・マリアガ(コロンビア)との初防衛戦の前日計量が行われ、ニコラス・ウォータースは、1.4パウンドオーバー、計量に失敗。保持しているWBA世界フェザー級スーパー王者のタイトルを剥奪された。

ニコラス・ウォータースは、1回目の計量でフェザー級リミット(126パウンド)を1.4パウンドオーバーする127.4パウンドで計量に失敗。ニューヨーク・アスレチックコミッションは、規定どおりニコラス・ウォータースへ、減量に2時間の猶予を与えたが、2回目の計量で1パウンドオーバーの127パウンドで計量失格となった。

ニコラス・ウォータースは、金額は明らかにされていないが、ミゲル・マリアがに罰金を支払うことに同意している。尚、ニューヨーク・コミッションは、追加罰金のアナウンスはしていない。

ニコラス・ウォータースが体重超過したこにより、WBA(世界ボクシング評議会)はウォータースのWBAスーパー王者のベルトを剥奪。ミゲル・マリアガは、ニコラス・ウォータースに勝利した場合、WBA世界フェザー級スーパー王者となり、ウォータースが勝利した場合は、空位となる。

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ロマチェンコ戦は実現するのか!

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興行を主催する、トップランク副社長 カール・モレッティは、ウォータースの計量失敗に驚きと落胆を隠せない。モレッティ氏は、ニコラス・ウォータースが、マリアガ戦以降、130ポンド(スーパーフェザー級)へ階級を上げる可能性を示唆。

しかし、WBO世界フェザー級王者ロマチェンコとのビッグファイトには意欲的で、フェザー級での対戦を実現させたいと話している。ウォータースは、ドネア戦からフェザー級以降フェザー級でのウェイト作りに苦労していたという。

トップランクは、ロマチェンコ、ウォータース戦は諦めていない様子。こちらの記事で紹介したが、トップランクは2015年11月中東ドバイで興行を計画。対戦実現には、ウォータースがフェザー級のウェイトを作ることができるかが重要なファクターとなってくる。両者、トップランク傘下のことからマッチメイクに支障はないが、統一戦でなくなることは残念だ。

体重制競技の永遠の課題

2015年、ヘイモンが陣頭指揮を執る「プレミアム・ボクシング・チャンプオンズ」(PBC)が始まり米国地上波にボクシング中継が戻ってきたことで、ボクシング界の活気が戻ってきているのは事実。ヘイモンに限らず、トップランク、GBP、K2プロモーションと話題性のあるビッグファイトが毎週組まれている。

しかし、今年に入りタイトルマッチでの体重超過を起こす選手が相次いでいる。2015年4月アンディ・リー、ピーター・クイリン戦では、クイリンが体重超過。5月、粟生隆寛、レイ・ベルトラン戦では、ベルトランが体重超過。ウンベルト・ソト、フランキー・ゴメスでは、ゴメスが体重超過している。選手のプロ意識が低下していることは事実だろう。

現状、コミッションルールの中では、罰金以外に罰則ルールは設けられていない。無理に減量し、コンディション調整に失敗し負けるリスクが増すのであれば、2回目の計量時にもウェイトを無理に落とさない確信犯もでてくる。罰則規定が罰金のみということも体重超過の選手が後を絶たない要因の1つとして考えられる。既に、体重制競技として破綻しているのは事実。

厳しい罰則規定が求められることが確かだ。興行開催保護の観点も考慮に入れて再考するべきだろう。世界王者の価値が下がり、体重超過問題に加え、薬物問題も後を絶たない。2015年ボクシング界が再活性してきた今、非常に残念なニュースだ。

関連記事:ロマチェンコ、ウォータース2015年11月ドバイ開催か?!

(Via: ESPN

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