一度、消滅したメガファイト実現の期待感が高まってきた。WBC世界ミドル級タイトルマッチが米国現地時間、2015年6月6日米・ニューヨーク、ブルックリンにあるバークレイズ・センターで行われ、王者ミゲール・コット(プエルトリコ)が、ダニエル・ギール(豪)と対戦し、4回TKO勝ちを収め初防衛に成功。噂される、サウル・”カネロ”・アルバレスとのメガファイトの機運が高まっている。

ミゲール・コットは、試合後のインタビューでファンが実現を望んでいるならカネロ戦を実現しようとカネロ戦に前向きなコメントをしている。コットをプロモートするJay-Z率いるロックネイション・スポーツ(以下RNS)マイケル・ヨーマーク氏は、「コット、カネロ戦は誰もが観たい戦いだ。我々は実現させる。我々はコット、ギールの結果を待つ必要があった」と述べ、既に交渉の枠組みがあることを明かしている。

HBO(米・大手ボクシング中継局)は、コット、ギール戦を中継する条件として、ギール戦をクリアした後、サウル・”カネロ”・アルバレスとの対戦を条件として掲示。試合は、HBO PPV(有料放送)となるという。

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コット、GGGとの統一戦は2016年

photo credit by:fightnews.com

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HBOのインタビューアー マックス・ケラーマンは、ゲンナディ・ゴロフキンとの対戦について言及。コットは、サウル・”カネロ”・アルバレス戦が最優先であることを語り、もし、ゲンナディ・ゴロフキンが対戦を望むのであれば、お互いのスケジュールが合えば2016年に、対戦する準備が出来ている。と語っている。

暫定王者GGGとの統一戦は

WBC(世界ボクシング評議会)会長 マウリシオ・スライマンは、コットの次戦、サウル・カネロ・アルバレスとの選択試合を承認。コット、カネロ戦の勝者とゲンナディ・ゴロフキンとの統一戦を義務付けると話している。

これに対しゴロフキンのプロモーターK2プロモーション トム・レフラー氏は、コット、カネロ戦の勝者と対戦することを書面で要求。コット、カネロ戦を許可無く実施するのであれば、コットの王座剥奪すべきだと話している。

コット、カネロ、開催日

コット、カネロとのメガマッチは、既に交渉の枠組みが有ることからRNSと、カネロをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)との交渉次第と言える。前回、交渉が決裂しているが背景にはロック・ネイション・スポーツとの契約が有ったからだろう。

カネロ、GBPは、次戦を2015年9月12日「メキシコの独立記念日」に計画。しかし、2015年9月12日は、フロイド・メイウェザーJr.の次戦が予定されている。フロイド・メイウェザーJr.は、9月に次戦を行うのであれば、コット、カネロ以上の対戦カードを用意する必要がでてきそうだ。

現時点では、アミール・カーン(英)が最有力候補だが、コット、カネロ戦と比較するとイベントのインパクトにかけるのは事実。PPV収益は、100万件は超えそうだが試合の話題性は低いだろう。カーン、アルジェリ戦のSpikeTVの視聴率は100万件と低視聴。フロイド・メイウェザーJr.は、2015年9月の試合はスキップする可能性もある。

コット、カネロの開催地

コット、カネロ戦の開催地は、コットのホームである米・東海岸のニューヨーク、ヤンキー・スタジアム。カネロが拠点とするテキサス州アラモドーム、カウボーイスタジアム、ラスベガスが候補として上がりそうだ。

カネロは、2015年5月9日、テキサス州ヒューストンにあるミニッツ・メイド・パークでジェームス・カークランドと対戦し、31,000人の観客動員数を記録。米でも知名度が高い2人が、もしニューヨークで戦うのであればヤンキー・スタジアムも候補となりそうだ。

(Via: ESPN