米国現地時間、6月6日米ニューヨーク州ブルックリンにあるバークレイズ・センターで行われるWBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)とダニエル・ギール(豪)の最終記者会見が、ニューヨークで開催。ミドル級の世界タイトルマッチだが、試合はミドル級リミット(160ポンド)ではなく、157ポンドのキャッチウェイト(契約体重)で行われることが明らかとなった。

契約ウェイトについては、既に両陣営が契約時に合意済み。契約ウェイトについては、コット陣営から要請。ダニエル・ギール陣営が157ポンドの契約ウェイトの条件を受け入れたという。この報道に対して、WBCのミドル級タイトルマッチにも関わらず160ポンドではなく「キャッチウェイト」でタイトルマッチが成立するのか。体重階級制に疑問を投げかける声も多い。

コット陣営は、キャッチウェイトについて、マニー・パッキャオとのWBO世界ウェルター級でのキャッチウェイト契約を引き合いにだし自身の正当性を主張。コットは、ギール戦の対戦合意について、キャッチウェイトでなければ、試合は決まらなかっとウェイトは最重要課題だったことを明かしている。

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ダニエル・ギールをプロモートするゲーリー・ショー・プロモーションは、試合の契約時にキャッチウェイトの条件を受け入れたと語り、契約ウェイトで試合をすることには問題は無いと話している。また、WBC(世界ボクシング評議会)会長マウリシオ・スライマン会長もキャッチウェイトでの試合を承認している。

また、ミゲール・コットは、キャッチウェイトに関して「私と対戦するファイターは、キャッチウェイトを受け入れ無ければならない。受け入れることができなければ試合は成立しない」と述べている。また、暫定王者ゲンナディ・ゴロフキンとの指名試合について、強制されるのであればタイトルを辞さない構えを見せている。

コットは、マルチネスとの対戦がキャッチウェイトになったのは、ミドル級王者マルチネスへの挑戦と考えれば考慮できる。しかし、コットは、その後も継続しミドル級のタイトルマッチをキャッチウェイトで防衛する意向を示唆。

世界タイトルマッチをキャッチウェイトで行うことは、体重制の競技観点からも破綻していると言え、体重別に階級を明確に分けている意味が無い。ミドル級リミットの体重を作ると自身のパフォーマンスが低下するならばスーパーウェルター級に階級を下げるべきだろう。

試合まで、一週間を切ったが一週間前の計量時にダニエル・ギールは、167ポンドあるとの報道も有り、契約ウェイトに落とすことができるかも焦点となりそうだ。

(Via: boxingscene