スーパーライト級トップコンテンダーのレイ・ベルトラン(メキシコ)が、2015年5月1日米・ネバタ州ラスベガスにあるコスモポリタンで行われた、粟生隆寛とのWBO世界ライト級王座決定戦後の、薬物テストで陽性反応が出たことが明らかとなった。

ベルトランは、NSAC(ネバタ州アスレチック・コミッション)から、ライセンス停止処分となる可能性があることから、2015年6月27日米・ロサンゼル近郊にあるスタブハブ・センターで予定されていたウンベルト・ソトとの試合は中止となった。

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NSACから詳細は明らかとなっていない。ベルトランは結果次第だが、報酬没収、ライセンスの一時停止処分が課せら、粟生隆寛との試合は「無効試合」となる可能性が高い。粟生隆寛に勝利したベルトランだが体重超過した為WBOのタイトル戦は無効。WBO(世界ボクシング機構)は既にWBO世界ライト級王座決定戦を設定している。

最近では元世界王者レイモント・ピーターソンがアミール・カーン戦の薬物検査で使用が禁止されている「テストステロン」が検出。薬物検査で陽性となっている。近年ボクシング界全体においてクリーン化が求められている。

また、ベルトランは、粟生隆寛との戦いライト級リミット0.4ポンド・オーバー計量に失敗。相次ぐ体重超過、禁止薬物使用について、早急に各コミッションで統一ルールが必要な段階にきていることは確かだろう。

ベルトランに負けた粟生隆寛は、WBOのランキングは圏外。現状、WBO世界ライト級王座決定戦の開催が決定している。粟生隆寛、ベルトランの試合が「無効試合」になるのであれば、次期WBO世界ライト級王者との義務的な挑戦者として粟生隆寛を承認するなどチャンスを与えるべきなのではないだろうか。今後、コミッション、WBOがどのような対処をするか見守りたい。

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(Via: boxingscene