2015年5月22日、ロシアで行われたWBCヘビー級シルバータイトルマッチ12回戦は、WBC世界ヘビー級ランキング1位アレクサンデル・ポベトキン(ロシア)が、1ラウンドTKOで同級ランキング2位のマイク・ペレス(キューバ)に勝利を収め、ポベトキンがWBCヘビー級シルバータイトルの奪取に成功。近い将来、WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーとの対戦が実現するかもしれない。

ポベトキンのプロモーターは潤沢な資金がある

ポベトキンは現在WBCランキング1位、シルバータイトルを獲得。事実上、WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーの次期指名挑戦者となった。ポベトキンと言えば記憶に新しいのがクリチコの対戦。この試合は、ポベトキンのプロモーターを務めるウラジーミル・フリュノフ氏が2300万ドルで興行権を落札。試合はロシアで行われた。

入札に参加したリャビンスキー氏は、この入札はロシアのプロ・ボクシング界への先行投資と述べ、今後、ロシアでのマッチメイクを増やし、長期的なプロジェクトとして、ロシアのプロ・ボクシング界を活性化することが目的だという。

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入札になればヘイモンを抑えることも

リャビンスキー氏は、対戦次期については明言していないが、既にWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーと米国で対戦したい意向を示している。入札となれば、クリチコ戦での入札額を考えると、ワイルダーのアドバイザーであるアル・ヘイモンを抑える可能性は大いにある。

https://www.youtube.com/watch?v=jhJIYe7WDMU

ポベトキンは、元オリンピアンでパワーだけでなく技巧派な面を持つ。アグレッシブなスタイルは米国でも人気は出ることは確かだだろう。ワイルダーは、クリチコの長期政権に”ストップをかけられるか?”にフォーカスが当てられるが、現状クリチコに挑戦するには時期相応だろう。実現には、クリチコがHBOと契約していることからハードルが高いという問題もある。

ワイルダーは次戦、2015年6月13日故郷のアラバマ州バーミンハムにあるバートゥ・アリーナでWBCランキング9位のエリック・モリーナを相手に初防衛戦を行う。WBC(世界ボクシング評議会)次第であるが、モリーナを下せば、次戦以降にポベトキンとの指名戦が指令される可能性は大いにあり、2人の対戦の実現性は高い。

ワイルダーは、スタイバーンに勝利し、パワーだけでなく明確にポイントアウト出来ることを証明。ポテンシャルも十分秘めていることが分かった試合と言える。ヘビー級のベルトを米国に取り戻したワイルダー、クリチコとのメガマッチの期待感が高まるが、ここからが本番だろう。

(Via: boxingscene