米国現地時間、2015年5月2日、米・ネバタ州ラスベガスMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われたフロイド・メイウェザーJr.、マニー・パッキャオの「世紀の一戦」に(3-0)の判定勝利したフロイド・メイウェザーJr.が、ESPNのインタビューでマニー・パッキャオと2016年リマッチの可能性を示唆した。

フロイド・メイウェザーJr.は、マニー・パッキャオの右肩の怪我が回復次第、2016年に再戦する可能性があるとESPNのインタビューで語っている。マニー・パッキャオは、試合3週間前に右肩を負傷している。マニー・パッキャオをプロモートするトップランク(米・ボクシングプロモーター)ボブ・アラム氏は、フロイド・メイウェザーが再戦をする意向があれば再戦するだろうとESPN.comに話している。

「世紀の一戦」に勝利したフロイド・メイウェザーJr.は、試合終了後の公式記者会見で、2015年9月がラスト・ファイトになると明言。フロイドは、現在、保持しているWBC/WBC/WBOウェルター、スーパーウェルター級のベルトを近く返上。若い選手の為に王座を明け渡すという。

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メイウェザー9月がラスト・ファイト

フロイド・メイウェザーJr.は米大手ケーブルTV局Showtimeと2年前、6試合2億ドルの大型契約を結んだ。マニー・パッキャオとの試合は5試合目、残る契約はあと1試合だ。メイウェザーは、2015年9月がラスト・ファイトになると語った。

パッキャオ肩の損傷、回復には一年

ESPNによると、判定負けを喫したマニー・パッキャオは、試合の2週間前に肩を損傷。右肩の腱板を断裂しており、今週末にも手術を受けることを明らかにしている。検査した医師によると、MRIの検査結果より、右肩の腱板が断裂していることを確認。右肩の損傷は深刻だという。ボブ・アラム氏によると、パッキャオは、水曜日に米・ロサンゼルで手術を受ける予定だと話している。

マニー・パッキャオ陣営は、USADA(米・ドーピング機関)から、抗炎症薬の注射について事前に許可を得たが、ネバタ州のコミッション(NSAC)が注射を認めなかったと主張。この報道を受け、NSAC ボブ・ベネット会長は、マニー・パッキャオを陣営から肩の損傷についての報告は受けていなかったという。

2016年MGM新しいアリーナが完成

「PFP」(階級差が無かった場合に最強とされるチャンピオンの称号)だけでなく、誰よりも記録にも拘るメイウェザーがロッキー・マルシアノと並ぶ(49戦全勝)記録で引退することは考えづらい。

2016年4月に、MGMリゾーツがラスベガスに20,000人を収容可能な新しいアリーナが完成する。2016年5月MGMの新しいアリーナでマニー・パッキャオとの再戦の可能性はあるかもしれない。

「世紀の一戦」を制し、多額のファイト・マネー、名声、地位を手に入れたフロイド・メイウェザーJr.。「世紀の一戦」は、物議をよぶ結果となってしまった。メイウェザーはいつものように終始、自身の強みを活かした左ジャブを的確に当て、パッキャオが入ってくるところに、ハイ・スピードの右カウンターで確実にポイント・アウトし、パッキャオの攻撃をシャット・アウト。

パッキャオは、アグレッシブに攻勢に出て、4ラウンド、6ラウンドにはメイウェザーを追い詰める場面もみれた。見る人によっては判定の結果に納得がいかないという意見も多い。しかし、パンチの的中率から観ればフロイド・メイウェザーJr.の勝利は明確だろう。議論は、試合展開だけでなく、プロは何の為に試合をするのか?という論争にまで発展している。

「世紀の一戦」多くの人はメイウェザーの判定勝利を予想。しかし、また多くの人がマニー・パッキャオのKO勝利を望んでいたのではないだろうか。「世紀の一戦」劇的なドラマをみれることを期待していたのは筆者も同じだった。

現時点では、再戦の可能性については不明。2人の後継者が居ないことを考えると、第一戦ほどではないが、興行収益が見込めるリマッチの可能性は大いにある。メイウェザーは、次戦2015年9月と公言しているが2016年に5月にスキップすることもありそうだ。何れにしても今後も2人の話題は尽きなそうだ。

(Via: boxingscene