IBF世界バンタム級挑戦者決定戦が中止となり不運続きの岩佐亮佑(セレス)に世界戦のチャンスが到来。IBF(国際ボクシング連盟)は、IBF世界バンタム級3位の岩佐亮佑と、同級4位リー・ハスキンス(英)によるIBF世界バンタム級暫定王座決定戦を指令した。IBFは両陣営に交渉を開始するように通達。30日以内に交渉が纏まらない場合は、興行権は入札となる。

この戦いの勝者(暫定王者)とランディ・カバジェロ(正規王者)の統一戦が義務付けられることが決定。ランディ・カバジェロが別の要因で統一戦を行えない場合、暫定王者は正規王者へ格上げされることが決まっている。

こちらの記事で紹介したとおり、IBF世界バンタム級王者ランディ・カバジェロは2015年2月28日、アルベルト・ゲバラと初防衛戦の予定だったが、トレーニング中に左足首を負傷。カバジェロの怪我は、外科手術が必要とのことで長期離脱が囁かれていた。

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一方、岩佐亮佑はIBF世界バンタム級の世界挑戦のチャンスが到来したが惜しくもチャンスを掴めずにいた。岩佐亮佑は、ランディ・カバジェロへの挑戦権をかけ2015年2月17日にセルヒオ・ペラレスとIBF世界バンタム級挑戦者決定戦を行う予定だったが、セルヒオ・ペラレスの膝の負傷により挑戦者決定戦が中止。急遽、リカルド・ロア(フィリピン)に変更となった。

IBF世界バンタム級暫定王者決定戦になることから、国内での興行ではなく敵地イギリスでの開催となる可能性も考えられる。JBC(日本ボクシングコミッション)は、WBAに関して暫定王者に関して王者として認めない方針を示していることから、JBCは暫定王者決定戦を認可しない可能性がある。

しかし、IBFはWBAとは違い王者の乱立はしておらず暫定王者を設けるのも数える程だ。今回は、ランディ・カバジェロが長期離脱の可能性が有ることが判明した為の処置、暫定王者決定戦の設置は、適正な判断と言って良いだろう。今後の交渉の行方が気になるが、岩佐であれば敵地での暫定王者決定戦となっても問題は無いはず。敵地へ乗り込んでベルト奪取して来て欲しい。