今日のトップニュース、アンソニー・ジョシュア(英)との対戦を控えるジャレル・ミラー(米)がドーピング検査で陽性反応。WBA世界ミドル級王者ロブ・ブラント(米)対村田諒太(帝拳)再戦のニュースを伝える。

ミラーがドーピング検査で陽性反応

 蔓延するPED問題に歯止めがかかるのだろうか。試合前、ジョシュアに対しPED批判をしていただけに自分の首を締める結果となった。6月1日、米ニューヨークにあるMSGで行われるWBA・WBO・IBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)は代替選手を探すことを強いられそうだ。

 ジョシュアと対戦することが決まっていたジャレル・ミラーが、3月20日VADA(ボランティア・アンチドーピング機構)によって行われた薬物検査で、尿検体から禁止薬物として指定されているGW1516の陽性反応を示した。

 薬物陽性反応を受け、試合を管轄するNYSAC(ニューヨーク・アスレチック・コミッション)は、ミラーのライセンス申請を却下した。イベントを開催するエディ・ハーン氏は「ライセンスを再申請できるが新たな対戦相手が必要になる可能性がある」と述べた。

 ミラーは、サンプルBの検査を要請することができるが、検査結果が覆ることは筆者の記憶では殆どない。サンプルBの検査結果で陰性であれば、再度コミッションにライセンスを申請できるが、時間がかかりリスクは高くミラーの出場は限りなくゼロに近い。

 エディ・ハーン氏は24時間以内に代替選手を用意すると示唆。ルイス・オルティス(キューバ)、マニュエル・チャー(ドイツ)、クブラト・プーレフ(ブルガリア)、マイケル・ハンター(米)、ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)、デリアン・ホワイト(英)が候補となる。

 ルイス・オルティスが代替選手となれば面白いが、アル・ヘイモン氏傘下であることから、へイモンとの調整でタフなネゴシエーションを強いられる可能性があるが、オルティスのオプションも少なく、へイモンが差し出す可能性も十分ある。

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村田は再起戦を挟まずブラントとの再起戦

photo by:boxingscene

 再戦が決まれば、前回とは真逆、村田がアンダードッグとなる。WBA世界ミドル級王者ロブ・ブラント(米)と村田諒太(帝拳)の再戦が大筋合意。日程は、7月12日か13日、開催地は大阪が有力で最終調整が行われている。

 ESPNスティーブ・キム氏によれば、すでに条件等は基本合意。はやければ、来週にも公式アナウンスされると報じている。すでに、村田を米国で帝拳プロモーションズとプロモートするボブ・アラム氏が、村田とブラントが再戦するプランを明かしており、交渉は最終段階に入っていることは間違いない。

 現役続行を決めた村田はジェフ・ホーン(豪)との再起戦の交渉が日本開催で進められていたが、日程の関係で交渉が決裂している。正式に決まれば、ブラントとのダイレクト・リマッチが再起戦。33歳を迎えた村田はラスト・チャンスになるだろう。

(Via:boxingscene