元3階級制覇王者アブネル・マレス(メキシコ)にとって、グッド・ニュースが舞い込んだ。米ESPNによれば、網膜剥離となり手術を受けていたマレスが担当医師からトレーニング再開のゴー・サインがでたことが分かった。

 ファン・マヌエル・マルケス、エリック・モラレスらメキシカン・レジェンドのように4階級制覇をめざすマレスは、フェザー級からSフェザー級へ階級をあげ、2019年2月9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊にあるディニティ・ヘルス・スポーツ・パークで、階級屈指の強豪WBA世界Sフェザー級スーパー王者ガーボンタ・デービス(米)に挑むことが決まっていたが、怪我により出場辞退を余儀なくされた。

Sponsor Link

マレスは網膜剥離の手術を受けていた

 「いいニュースだよ。医師からトレーニング再開のゴー・サインがでた。まだ、スパーリングをすることは出来ないけど、サンド・バッグも打つことができるし、走ることができる。大きな前進だよ。

 当初、マレスの辞退理由はトレーニング・キャンプ中に肘に怪我を負ったためと報じられていたが、理由はそれだけではなく深刻な状況だった。実は、右目が網膜剥離となったことが大きな理由だった。網膜剥離となったマレスは、手術を受けている。

 マレスは、2008年に左目に網膜剥離を患っている。

 「目を手術してから少し経つけど、順調に回復している。リングに復帰できることが待ちきれないんだ。必ずリングへ戻ってみせる」

 網膜剥離はスパーリング・セッション中に起きたという。「目にパンチが当たり痛みを感じたけど、スパーリングは続けたんだ。金曜日に再びスパーリングをして、目が赤くなり視界もぼやけ始めたんだ。

 そのことを妻に打ち明けたら、医師に見てもらうよう言われたけど。大丈夫だと言って流してしまったんだ。

 スパーリングは月曜、水曜、金曜に行うことが決められていて、月曜日はスパーリングをする予定だったんだ。でも、ふたたび妻に医師に見てもらうように進められ、医者に診てもらうことにしたんだ

 医師に診てもらったところ網膜剥離であることを告げられ戦うことはできないと言われたんだ」

 マレスの怪我により辞退が決まると、デービスから逃げたのではないかという批判的な声も少なくなかった。

 もっとも、相手は階級最強の呼声が高いデービス、フェザー級で何も証明せずおわりSフェザー級に階級をあげたマレスに勝算があったかは疑問だ。

 相手は、すでにオリンピアンのホセ・ペドラサ(プエルトリコ)、トップコンテンダーのリアム・ウォルシュ(英)と拳を合わせ圧倒的な力量差を見せつけているデービスだ。ここロサンゼルスはマレスのホーム・グラウンドだが、マレスはアンダードッグだった。

 「ファンは俺の怪我のことは知らない。俺が戦いから逃げるわけがない。誰とても戦うしデービスとの戦いは俺が臨んだ戦いなんだ。デービスは俺にメッセージをくれた。”なぜ怪我を装わなければいけないのか?”とね。もちろん、俺は直ぐに返信した。

 ここにいる理由は、ファンに何が起こったのかを知らせたかったんだ。担当してくれる医師は最高の腕をもっている。ゴー・サインがでれば、ふたたびリングにあがる。もし、できなければ引退する覚悟はできている。でも、リングに上がりふたたびチャンピオンになれると信じている」

(Via:ESPN

Sponsor Link

マレスの関連記事はこちら

マレス、デービス戦がマレスの怪我により中止!

アブネル・マレス(メキシコ)が右肘を負傷。2019年2月9日に予定されていたIBF世界Sフェザー級王者ガーボンタ・デービス(米)との一戦が中止となることが分かった。怪我で試合中止はよくあることだが、今戦に限って言えば、デービスがウェイトを作れるかが懸念されていた。 …

ガーボンタ・デービス次戦アブネル・マレスとの防衛戦が決定!

WBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルスとのメキシカン対決に敗れたアブネル・マレス、メキシカン・レジェンドらと肩を並べることができるだろうか。負ければ踏み台、デービスとのリスキーな一戦に挑戦する。 …