今日のトップ・ニュース、元IBF世界Sミドル級王者ルシアン・ブーテ(ルーマニア)が引退を発表した。その他、オレクサンデル・ウシクの指名防衛戦、エレイディル・アルバレスの再起戦のニュースをお届けする。

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ブーテが現役引退を表明

 ブーテが現役引退を表明した。ルーマニア生まれのブーテは、アマチュアでルーマニア代表として戦い、1999年ヒューストンで行われた世界選手権にウェルター級で出場して銅メダルを獲得。

 その後、プロへ転向。カナダ、モントリオールに移住。ホームをベル・センターにしてキャリアを積み、IBF世界Sミドル級王座を9度防衛を重ねた。今では、カナダの市民権を獲得している。

 ブーテは、2017年2月24日エレイディル・アルバレス(コロンビア)にKO負けした以降、リングから遠ざかっていた。

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WBAがウシクに指名戦を指令

photo by:boxingscene


 クルーザー級を一掃したオレクサンデル・ウシク(ウクライナ)のヘビー級参戦が近そうだ。早速、WBA(世界ボクシング協会)が動き出している。
 
 WBA(世界ボクシング協会)はWBA・WBC・IBF・WBO世界クルーザー級統一王者オレクサンデル・ウシクに対し、休養王者デニス・レベデフ(ロシア)との指名戦を義務付けた。

 交渉の期限は3月28日、交渉がまとまらない場合、同日WBA本部があるパナマで興行権の入札が行われる。最低入札金額は40万ドル(約4420万円)で報酬分配はウシクが75%、レベデフが25%受け取る。

 ヘビー級参戦がほぼ確定しているウシク、ウシクをとりまとめるマッチルーム・ボクシングUSAエディ・ハーン氏も関心がないことは間違いない。すでに、ウシクは5月18日米イリノイ州シカゴで、ヘビー級デビュー戦が濃厚だからだ。

 当初、ウシクは、オレクサンデル・ポベトキン(ロシア)戦が具体化していたが、ヘビー級デビュー戦でぶつかることはなさそうだ。依然としてウシクの対戦相手は決まってないもの、カルロス・タカムが有力候補として浮上している。

 勝算がないわけではないにしろ、いくら何でもデビュー戦でポベトキンは危険だ。カルロス・タカムのほうが適任だろう。カメルーン出身のタカムのプロ戦績は42戦36勝(28KO)5敗(3KO)1分、ヘビー級でのキャリアも十分だ。

 38歳となりピークは過ぎているが、ヘビー級トップ選手との経験は多く、ポベトキンとも戦っていることからヘビー級初戦の試金石となりそうだ。

 タカムは、WBA・WBO・IBF世界ヘビー級統一王者アンソニー・ジョシュア(英)、デレック・チゾラ(英)、ジョセフ・パーカー(豪)と対戦経験があるもの何れも黒星に終わっている。

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アルバレスが再起戦

photo by:boxingscene

 コバレフを粉砕しビッグ・アップセットを起こしたが、再戦で敗れたエレディル・アルバレス(コロンビア)/25戦24勝(12KO)1敗が6月28日、ジェシー・ハート(米)/27戦25勝(21KO)2敗と再起戦の計画が進められていることがわかった。

 アルバレスの再起戦は、居住しているカナダ、ケベックにあるビデオトロン・センターで行われる見通し。

 米フィラデルフィア出身のジェシー・ハートは、Sミドル級を主戦場としているが、階級を175ポンド(ライトヘビー級リミット)に上げるという。ハートの2敗はヒルベルト・ラミレス(メキシコ)に挑戦して敗れたもの。

 現ライトヘビー級は東ヨーロッパ勢が制圧している。 ハートを含めヒルベルト・ラミレス(メキシコ)もライトヘビー級に階級を上げることが決まっており、北米を舞台に盛り上がりそうだ。

 トップランクは、WBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)、IBF世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア)、WBC世界ライトヘビー級王者オレクサンデオル・グウォジク(ウクライナ)を傘下におさめている。

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