今日のトップ・ニュース、まずはこれだ。ワイルダーの次戦が正式に決定した。DAZNとの交渉は難航していることが伝えられ、結果的には驚かなかったにせよ、今後ヘビー級メガマッチ実現は一層遠のきそうだ。

 今日は他に、スペンス対マイキーのPPV購買件数、WBO世界Sフェザー級王者伊藤雅雪の防衛戦の決定のニュースをお伝えする。


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ワイルダーはブレアジール戦が正式に決定


 DAZN(ダ・ゾーン)が本腰を入れWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)獲得に向け動いたが失敗に終わった。現地時間3月19日米ニューヨークにあるバークレイズ・センターで、WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーが5月18日バークレイズ・センターで、同級4位ドミニク・ブレアジールと防衛戦を行うことが正式に決まった。

 タイトルマッチは、Showtime(米ケーブルTV局)が中継。当初、Showtimeは、ワイルダー対フューリー再戦をペイ・パー・ビュー(PPV)で計画していたがフューリーとの再戦が消滅したことで、米メディアは予算が確保できないためPPV配信になる見方を示していたが、PPVではなく通常枠で中継される。

 DAZNジョン・スキッパー氏がワイルダー獲得に向け、ワイルダー陣営とShowtimeと提携関係にある事実上PBCの最高権限をもつアル・ヘイモン氏とトップ会談に臨んだが、ワイルダー陣営がオファーを拒否。交渉は決裂した。

 交渉関係者から、DAZNが約1億ドル(約111億円)のオファーをワイルダーに掲示したといわれているが真偽はわからない。このオファー内容が本当であれば、ワイルダー陣営が拒否する理由が見当たらない。

 リーク情報によれば、ワイルダーは3戦契約でブレアジール戦が2000万ドル、アンソニー・ジョシュア戦が再戦を含め2戦で8000万ドル(1戦4000万ドル) 。ジョシュア戦は1戦目は米国開催が保証されていたという。

 ワイルダーはフューリーとの再戦を断り、もっとも金になるジョシュア戦も断ったことで暫くヘビー級トップ3同士(ジョシュア、ワイルダー、フューリー)の戦いはお預けとなってしまうのか。

 このままワイルダーが勝ち続ければ評価はあがるが、桁外れの金が動くビッグ・ファイトの実現は難しい。ブレアジール戦後に再びESPN、DAZNと掛けあうのか。

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スペンス対マイキーのPPVは30万件超え

 米地上波FOXでペイ・パー・ビュー(PPV)中継されたIBF世界ウェルター級王者エロール・スペンスJr.(米)対マイキー・ガルシア(米)戦のPPVは30万件を超え、35〜40万件に到達する見通しであることがわかった。

 FOXが大々的に行ったプロモーションの効果もあったのだろう。PBCがFOXと新たに契約をとりつけたことで、FOXもボクシング中継に本格的に力を入れ、PBC所属の選手をアナリストに迎え「インサイドPBCボクシング」情報番組の提供を開始している。

伊藤対ヘリングが決定

 トップランク社ボブ・アラム氏が話していたとおり、伊藤の2度目の防衛戦は米国となりそうだ。

 米ESPNダン・レイフィール記者によれば、WBO世界Sフェザー級王者伊藤雅雪/27戦25勝(13KO)1敗1分は、現地時間5月25日、米フロリダ州キシミーでジャメル・ヘリング(米)/21戦19勝(10KO)2敗(1KO)と2度目の防衛戦が決まった。

 伊藤はエフゲニー・チュプラコフとの初防衛戦をクリア。2度目の防衛戦はクリストファー・ディアス(プエルトリコ)とタイトルを争った米フロリダ州キシミーに決まった。

 相手は、米海兵隊出身でアマチュア経験豊富なサウスポー。ライト級を主戦場としていたがSフェザー級に階級を下げキャリア初のタイトル挑戦を迎える。

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