このままフェザー級に居続けてもビッグ・ファイトはできそうにない。トップランク社(米有力ボクシングプロモーター)は、WBO世界フェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)の年内のプランとして、フェザー級での統一戦、Sフェザー級への参戦をあげた。


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バルデスはミゲル・ベルチェル戦も視野

 トップランク副社長カール・モレッティ氏は次のように述べている。「バルデスの次戦は5月か6月に行うつもりだ。その後、年末に統一戦をするか1階級上のSフェザー級に転向も視野に入れている。

 WBC世界Sフェザー級王者ミゲル・ベルチェルがバルデス戦に興味をもてば面白い戦いになる」とフェザー級での統一戦、Sフェザー級へ階級を上げるプランがあることを明かした。

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ベルチェルは怪我でバルガス戦は延期

photo by:boxingscene

 WBC世界Sフェザー級王者ミゲル・ベルチェル(メキシコ)は3月23日米ロサンゼルスで防衛戦が決まっていたが、スパーリング中に右腕を負傷。フランシスコ・バルガス(メキシコ)と再戦することが決まっていたが延期となっている。

 バルガスをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)ロベルト・ディアス氏によれば、再戦は5月11日にリスケされる見通しだという。

 バルデスをプロモートする米トップランク社は、ミゲル・ベルチェルが所属するサンフィール・プロモーションズとは友好関係にあり交渉はまとめやすい。ただ、フェザー級で体格が大きくないバルデスが、即Sフェザー級にあげることはないだろう。

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IBF王者ワーリントンはギャラードとの指名防衛戦

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 まず、バルデスはIBF世界フェザー級王者ジョシュ・ワーリントン(英)/28戦全勝とのWBO・IBF統一戦実現の方向に動くだろう。カール・フランプトンに勝ったワーリントンは、同級1位キッド・ギャラード(カタール)との指名戦が義務付けられている。

 大方の見方どおり交渉はまとらなかった。興行権は入札となりフェザー級としては異例の1億円超えで落札。興行権は、168万ドル(約1億8428万円)でワーリントンをプロモートするクイーンズベリー・プロモーションズが、ギャラードをプロモートするマッチルーム・ボクシングを抑え込み獲得した。

 まだ、日程は決まってないが近いうちに正式発表される見通しとなっている。

 スコット・クイッグ(英)戦で怪我をし長期離脱を余儀なくされていたバルデスは、約11ヶ月ぶりのリングで、カルミネ・トマゾーネとチューン・アップ戦を無事クリア。バルデスは、WBA・WBC世界ミドル級統一王者サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)のトレーナーで知られるエディ・レイノソ氏を新たに迎えている。

 バルデスは2018年3月10日、雨の降るロサンゼルス近郊にあるスタブハブ・センターで、1.72キロ体重超過の失態を犯したスコット・クイッグ(英)と戦うことを強いられた。クイッグに勝ったもの、顎、鼻を骨折、おまけに歯も失った。

 メキシカンのバルデスは、対抗王者WBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ)戦が叶えば、フェザー級ではメキシカン同士のビッグ・ファイトになるが、アル・ヘイモン傘下の人気者サンタ・クルスを引っ張りだすことは難しい。

 トップランク社と、ワーリントンをプロモートするクイーンズベリー・プロモーションズは先日、タイソン・フューリーと契約を結んだばかり。両陣営は、同盟関係にありバルデス、ワーリントンが臨めば早期に具体化しそうだ。

(Via:boxingscene

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