WBCマウリシオ・スライマン会長によると、空位の王座決定戦として対戦を指令したウェルター級ランキング1位ダニー・ガルシア(米)/35戦34勝(20KO)1敗と同級2位ショーン・ポーター/31戦28勝(17KO)2敗1NCの一戦が合意が近いことが分かった。

 WBCは、WBA世界ウェルター級王者キース・サーマン(米)のWBCウェルター級王座返上を受け空位の王座決定戦として、ガルシアとポーターの両陣営に対戦を指令。交渉期限は5月26日、交渉が纏まらない場合は興行権は入札となる。

 スライマン会長は「5月25日に入札を予定しているが、両陣営は合意に向け順調に交渉が進んでいため、我々は彼らが合意することを望んでいる。それと、4月に行われたブローナー対バルガスのダイレクト・リマッチを命じる」。と近況を語っている。

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 4月21日ブローナーはジェシー・バルガスと戦い1−0のマジョリティドロー。接戦だっただけに再戦を望む声は多い。当初、ブローナーはオマール・フィゲロアJr.(米)と対戦する予定だったがフィゲロアが怪我のため辞退。急遽、ジェシー・バルガス戦が決定した。

 急遽ブローナー対バルガス戦が決定。バルガスが好敵手だけにソーシャルメディアをはじめこの一戦に期待する声は多かった。もっとも、バルガスはパッキャオに敗れたとはいえウェルター級で実力者の1人であることも期待値の高い試合となった理由の1つだろう。

 パッキャオにこそ敗戦しているが、アントニオ・デマルコ(メキシコ)、当時無敗だった期待のホープ現WBO世界Sウェルター級王者サダム・アリ(米)を粉砕している。戦いで大きなアドバンテージとなるスピード、パワーといった身体能力の高さはないが、戦術と高いスキルを持ちわせている。

 結果的に敗戦を喫したがティモシー・ブラッドリー戦ではキャリア、身体能力で上回る王者を翻弄。ハイ・スピードで攻勢にでるブラッドリーを迎撃し、最終ラウンドには王者をダウン寸前まで追い込んでいる。

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サーマン復帰戦は夏頃を予定

 サーマンは復帰戦を目の前に王座を返上「今は怪我のためにリハビリが必要。WBC王座返上に同意したんだ。回復し今夏リングに戻り再び統一王者になることを楽しみにしている」。と述べている。

 キース・サーマンは、5月19日米ニューヨーク州ニューヨークにあるバークレイズ・センターで復帰戦が予定されていたが、怪我のリハビリのため出場を辞退。WBC王座を明け渡すことに同意した。復帰戦は米メディアは夏頃を予定と報じている。

 サーマンは、2017年3月ダニー・ガルシアとの王座統一戦が最後。タレントが揃い統一戦やビッグマッチの機運が高まるがまだ実現に至っていない。WBC(世界ボクシング評議会)は再戦を命じ、新鮮味が感じられるマッチメークとは言い難い。

 ウェルター級が大きく停滞している理由として、ウェルター級中心人物のサーマンの故障も要因としてあるが、新鮮味があるマッチメークが実現に至っていないことである。ヘイモン傘下は、ガルシア、ポーター、ベルト、サーマンとウェルター級中心の選手が所属するが、持ち駒を変えてのマッチメークは既に限界を迎えていることは間違いない。

(Via:boxingscene

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