IBF世界フライ級王者ドニー・ニエテス(フィリピン)が4月11日、フィリピン、セブ島で記者会見を行い王座を返上することを発表。ニエテスは、WBO世界ミニマム級王座、WBO世界ライトフライ級王座、IBF世界フライ級王座を獲得。3階級を制した元王者はSフライ級で4階級制覇を目指すことを表明した。はやくもSフライ級で王座獲得のチャンスがやってきそうだ。

 ニエテスは記者会見で「115ポンド(Sフライ級)に階級を上げるため、フライ級の王座を返上する決断をしました。これは、私にとって新たなチャレンジ、体重を増やし階級を上げることは容易ではないが、Sフライ級のビッグネームらと戦い4階級を制覇することは私の夢です。

 ALAプロモーションズが私の夢を実現する為サポートしてくれ感謝しています」。と4階級制覇へ向け意欲を語った。ニエテスの王座返上に伴い空位となったIBF世界フライ級王座決定戦が同級3位ムルティ・ムタラネ(南アフリカ)/37戦35勝(24KO)2敗(2KO)と同級5位ムハマド・ワシーム(パキスタン)/8戦全勝6KOで行われる予定となっている。

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ドニー・ニエテス、Sフライ級にあげはやくも世界タイトルマッチのチャンス到来か?!

 王者であれば階級を上げるタイミングは見極めが必要である。階級を上げたらかといって早期に世界タイトルマッチが実現できる保証はない。井上尚弥がWBO世界Sフライ級王座を返上、ニエテスの階級アップは最適なタイミングだといえる。

 ニエテスをプロモートするALAプロモーション マイケル・アルデゲールCEOは「ニエテスは世界タイトルマッチのためすぐに戦うことになる」とSフライ級に階級を上げた初戦で世界タイトルマッチとなることを示唆。

 WBO(世界ボクシング機構)は、Sフライ級に階級を上げたニエテスを1位にランク。同級王座は井上尚弥(大橋)が返上したため現在は空位、WBOがニエテスと、同級2位アストン・パリクテ(フィリピン)/26戦24勝(20KO)2敗(1KO)に対し空位のSフライ級王座決定戦を命じる公算が高い。

 米メガケーブルTV局HBOが2018年秋頃に軽量級の祭典Superfly#3を計画。ニエテス出場を期待する声も多いが、ニエテス陣営はその前にWBO世界Sフライ級王座決定戦を行う計画を進行させている。

 5月26日に米・ネバダ州ラスベガスにあるコスモポリタンで行われるIBF世界Sフライ級タイトルマッチ、王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)対ジョナス・スルタン(フィリピン)、6月9日に米・ネバダ州ラスベガスにあるMGMグランドガーデン・アリーナで行われるWBO世界ウェルター級タイトルマッチ、王者ジェフ・ホーン(豪)対テレンス・クロフォード(米)の何れかのイベントで開催が検討されている。

(Via:ESPN)

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