ゴロフキン対カネロの再戦が消滅し、ファンの最大の関心はゴロフキンへの代役を誰が務めるかということだろう。ESPNは、試合を管轄するNSAC(ネバダ州アスレチック・コミッション)がSウェルター級無敗のホープ、ハイメ・ムンギーア(メキシコ)/28戦全勝24KOをゴロフキンの代役として承認する可能性があると報じたが、NSACは承認しない方針であることが分かった。

 却下した理由は明らかになってないが、米メディアボクシング・シーンは、戦績は無敗だがミドル級での実績がないこと、Sウェルター級でのキャリア不足を理由に挙げている。ゴロフキンをプロモートするK2プロモーションズ トム・ローフラー氏は、ちかくNSACにカネロの代役の承認要請をする予定となっている。

Sponsor Link

 ゴロフキン対カネロの再戦は、カネロが薬物問題の責任を取る形で辞退することを会見で表明。ゴロフキンは次戦が完全に宙に浮いたが、陣営は5月5日米・ネバダ州ラスベガスで防衛戦を行うことを発表。ローフラー氏は、会場をT-MobileアリーナからMGM系列のMGMグランドガーデン・アリーナに変更しゴロフキンの防衛戦を行うため、NSACへイベント開催向け承認要請を行っている。

 米メディアは、ゲーリー・オサリバン(アイルランド)が代役の最有力候補という見方をしている。WBA同級3位に位置しHBOと契約するデメトリアス・アンドレード(米)もゴロフキン戦を臨む発言をしているが、アンドレードはサウスポー、トレーニング期間を考慮すると現実的ではないだろう。

 ただ、現時点でオサリバン、アンドレード、チャベスJr.という声もあるが、WBA・WBC・IBFの王座を保持するゴロフキンは指名戦が控えている事情がある。5月の防衛戦は選択防衛戦が容認される可能性があるにしろ、同級WBO王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)との4団体統一戦前にIBFの指名戦を余儀なくされる可能性は高い。

 現時点で、順当に考えればゴロフキンへ挑戦できる最優先権を保持しているのはオサリバン、アンドレード、チャベスJr.でもなく、IBF(国際ボクシング連盟)同級1位のデレイビャンチェンコ(ロシア)である。デレイビャンチェンコをプロモートするディ・ベラ エンターテイメントを主宰するルー・ディベラ氏は、IBFへ5月5日にゴロフキンの指名戦を要請、実現できなければゴロフキンのIBF王座剥奪を要望している。

(Via:boxingscene)

Sponsor Link