WBC、ミドル級暫定王座決定戦チャーロ対センティーノを指令!2018年1月開催が濃厚!


photo by:boxingscene

 WBCミドル級1位ジャーモール・チャーロ(米)/26戦全勝20KO、今ミドル級で存在感を高めているファイターの1人である。WBC(世界ボクシング評議会)は、ミドル級1位ジャーモール・チャーロと、同級ウーゴ・センティーノ(米)/27戦26勝1敗に対し、WBC世界ミドル級暫定王座決定戦を行うよう指令した。

 WBCマウリシオ・スライマン会長によると、1月20日に米ニューヨーク州ニューヨーク、ブルックリンにあるバークレイズ・センターで開催する方向で調整されているという。

 同日は、IBF世界ウェルター級王者エロール・スペンスJr.(米)が、ラモント・ピーターソン(米)を相手に初防衛戦を行うことが決定。チャーロ、センティーノの両者はアル・ヘイモン氏傘下の選手であり合意に向け障害はない。陣営が暫定王座決定戦出場に前向きで、条件面で同意すれば合意される可能性は極めて高い。

ミドル級タレントの1人チャーロ

 ジャーモール・チャーロはスーパーウェルター級からミドル級へ転向。スーパーウェルター級時代はその自慢の火力で挑戦者達をなぎ倒している。

 すでに、ゴロフキン、カネロ、ジェイコブスとそうそうたる面子が揃うミドル級の中で、パワー、スピードは階級最強とも言われているが、まだミドル級では実力は証明されてない面が大きい。

ミドル級猛者達へ挑戦することができるか

 チャーロはWBC1位で指名挑戦権をもつが、直ぐにタイトル挑戦することは現状難しい状況にある。WBCは、WBA・WBC・IBF世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)対サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)の再戦。2018年5月に再戦実現に向け交渉が進められている。

 現ミドル級において、もっとも興行価値の高い選手が動くだけに統括団体も必至。しかし、再戦が行われるかは余談を許さない状況にある。再戦の交渉が決裂した場合、ゴロフキンは選択防衛戦。カネロはWBO王座へのオプションが最有力だろう。

 チャーロはメジャー4団体のトップランカーだが照準はWBCのベルトで間違いない。WBAの正規王者は村田諒太(帝拳)だが北米での知名度はチャーロが上、後にビッグマッチを臨むチャーロが日本で村田と戦いメリットを見出すことは難しく村田へ挑戦するとは考えにくい。

 ただ、仮にゴロフキン対カネロの再戦が行われゴロフキンが勝った場合、TV局の障害で交渉が難航する恐れがある。交渉がまとまらなかった場合、チャーロをマネージメントするヘイモン陣営がどういった決断を下すかも興味深い。

 ヘイモン氏はShowtimeに提供。ゴロフキンは、Showtimeとライバル局であるHBO(米・最大手ケーブルTV局)と独占契約を結んでいる関係上、基本的に他局のイベントに上がることはできない。

 こういった事情がある中、交渉がまとまらずに興行権が入札になった場合、ヘイモン陣営が多額の金額を出し入札するのか。はたまた、ジェイコブスのようにHBOに差し出すのかどうか。興行権の行方も実に興味深い。

 ミドル級トップ戦線はHBOがキーマン。HBOと独占契約結ぶゴロフキン、カネロ、ジェイコブス、HBOと関係性の強いプロモーターらがマッチメークの鍵を握っている。チャーロは紛れもなくミドル級新時代の顔の1人であるが、現状ではTV局の問題はビッグマッチ実現の大きなハードルになる。

 ダニエル・ジェイコブスはゴロフキンやカネロとの対戦を求めヘイモン氏をから離れた例もあり、ビッグマッチ実現には有力選手を多く抱えるヘイモンも他プロモーターに歩み寄らなければ難しい局面を迎えていることは間違いないだろう。

(Via:boxingscene)

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