WBC、ルイス・オルティスの薬物問題について条件付きで処分しない方針であることを発表!


photo by:boxingscene

 WBC(世界ボクシング評議会)は、試合前のVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング機構)による薬物検査で陽性反応を示したルイス・オルティス(キューバ)に対し、条件付きで処分しないことを発表。WBCマウリシオ・スライマン会長は「処分は決まったわけではない」。と強調している。

 WBCは、ヘビー級ランキング3位のオルティスのランキングを維持。今後、VADAによる薬物検査を義務付けることを発表した。

 オルティスはWBAからサスペンド処分されWBAが認可するタイトルマッチには出場することができないが、今後WBCによる薬物検査でオルティスの健全が証明されればWBCの世界タイトルマッチへの出場は可能となる。

 WBCマウリシオ・スライマン会長は、11月に薬物検査で陽性反応を示したルイス・オルティス陣営と今後の方針について会談。会談を終えたオルティスは笑顔だったという。

 ルイス・オルティスは、11月4日米・ニューヨーク州ニューヨークにあるバークレイズ・センターでWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)へ挑戦する予定だったが、試合前のVADAによる薬物検査で陽性反応を示しWBCは11月4日の試合中止を決定。WBCは最終結論をまだ決定していないとしても一時的にオルティスの主張を認める結果となった。

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 オルティスは、9月22日にトレーニング地の米・マイアミでVADAによる抜き打ちの薬物検査を受けていた。26日に、VADAが行った薬物検査でオルティスの検体から禁止薬物として指定されているクロロチアジド、ヒドロクロロチアジドの陽性反応を示していた。

 クロロチアジドは利尿剤、ヒドロクロロチアジドは高血圧の地上にも使われるが、他の薬物の存在を隠すマスキング剤として使用されるために使用は禁止されている。

 オルティスは、高血圧の治療を受け医師から高血圧の薬を処方されていると故意ではないと主張。オルティスは8ヶ月前から医師から高血圧の薬を処方され服用していることを明かしているが、オルティス陣営はVADAにその申告はしていなかった。

 オルティスを高ランクにしていた他団体のWBA(世界ボクシング協会)は、オルティスの薬物検査陽性反応を受けオルティスの指名挑戦権を剥奪。条件付きで1年間の停職処分と科すことを決定。WBAは今後トップコンテンダー全員に対しVADAによる常時の薬物検査を義務付けることを決定している。

(Via:boxingscene)

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