ロマチェンコ対リゴンドー12月9日に当日計量が設けられることが決定!


photo by:boxingscene

 米国現地時間12月9日にニューヨーク州ニューヨークにあるマディソンスクウェア・ガーデン・シアターで挙行されるWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と、ギレルモ・リゴンドー(キューバ)戦の契約条項に当日計量があることが明らかとなった。この契約は実質2階級上げるリゴンドーに対しての最大の配慮だろう。

 米ESPNダン・レイフィール氏によると、試合当日の朝9時に前日計量が行われ、スーパーフェザー級リミット(130パウンド)を8パウンド超える138パウンド以内に体重を制限することが義務付けられる。前日計量も規定どおり行われる。リゴンドー陣営は、ロマチェン戦の契約条件に当日計量を要請。ロマチェンコ陣営がその条件を承諾した。

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 「我々は交渉を進めていくなかで、リゴンドー陣営から前日計量の要求がありました。ロマチェンコと彼のマネージャーを務めるイージス・クリマス氏と協議し契約条件に含めることを決定した」。

 米トップランク社の副社長カール・モレッティ氏はこう述べている。さらに、契約条件には体重超過を起こした場合罰金が科せられる。モレッティ氏は詳細な罰金額の明言を避けたが1万ドル(約120万円)以上の罰金が科せられるという。

ロマチェンコ対リゴンドーが実現

 正直、この交渉が再度浮上した時は実現するとは思っていなかった。なぜなら、以前にロマチェンコがWBO世界フェザー級王者だった時にも浮上し契約ウェイトを巡り交渉が決裂していたからである。

 当時、ロマチェンコのプロモーターであるトップランク ボブ・アラム氏が交渉に従事。両陣営は対戦に前向きで交渉も具体化し進んでいたが、リゴンドー陣営が124パウンドのキャッチ・ウェイト、当日計量134パウンドを契約の条件として掲示した為に交渉は決裂している。アラム氏はリゴンドー陣営が多額の報酬を要求していたことも明かしていた。

 実現の背景を考えると、まずリゴンドーの年齢が目につく。所属プロモーションやマネージャーとのトラブルに加え、マッチメークが困難となっていたリゴンドーも37歳、キャリアは終盤に向かっていることは事実だろう。

 ロマチェンコ戦を実現するには2階級あげなければならない。陣営としてもビッグマッチを模索する上で、ロマチェンコ戦に舵を切る以外は選択肢は少なかったはずである。

 ロマチェンコは2017年を最後にライト級へ上げる噂もある。そうなれば、リゴンドーの願いも叶いにくくなる。今の時代、ソーシャルメディアを駆使すれば全世界に噂は広まり話題となり具体的な交渉が始まることもある。

 ツイッターを介したロマチェンコ陣営とのやりとりも、交渉を具体化するための伏線だったにちがいない。リゴンドーはロックネイション・スポーツ(RNS)と新たに契約を果たしたが、有力選手はすくなくビッグマッチは難しいのが現状である。

 ロマチェンコが体格差で有利という意見が多いなか、一方でリゴンドーはスーパーバンタム級から2階級あげることになる。スーパーバンタム級でも小柄な方になるリゴンドーがスーパーフェザー級の身体をどう作ってくるのか。さらに、ウェイトが増量したことによるパフォーマンスの影響も非常に興味深い。
 
 近年、世界タイトルマッチにおいてビッグマッチの恩恵があるとはいえ、キャッチ・ウェイト(契約体重)が横行している。ビッグマッチがゆえに統括団体も黙認してるが、階級制の意味はなくなり、どちらかが有利となる構図もあり問題視する声は少なくない。そういった意味では、キャッチウェイトでなく正規リミットで契約に応じたリゴンドーは筋を通した形となる。

 すでに、MSGシアターで行われる観戦チケットはソールド・アウト。トップランクはMSGシアターで行われたゲート収益の記録を更新するとみている。五輪2大会を制覇したもの同士が戦う歴史的な一戦は、机上論では分からないことも多く、興味深い一戦になることは間違いない。

(Via:ESPN

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