薬物検査で陽性反応を示したルイス・オルティスは処方されていた薬の申告漏れの可能性


photo by:boxingscene

 VADA(ボランティア・アンチ・ドーピング機関)による薬物検査で陽性反応を示したルイス・オルティス(キューバ)が故意ではない可能性がでてきた。米・ボクシングシーンによると、オルティスは8ヶ月前に医師から高血圧と診断され、高血圧の薬を処方されていたという。

オルティスは医師から処方された薬を8ヶ月前から服用。処方された薬剤にはVADAで禁止薬物として指定されている成分が含まれていた。陽性反応を受けオルティスは「医師の処方箋がある。しかし、私とチームはVADAにその申告をしていなかった」。と高血圧の治療をするため処方された薬の影響だと主張していた。

 オルティス陣営は医師から処方された薬を服用していることをVADAに申告していなかった。米ボクシングシーンは、VADAに申告していれば問題なかったという見解を示している。オルティスが服用していた薬には、VADAによって禁止薬物として指定されている利尿剤を含む2つの物質が含まれていた。

Sponsor Link

 9月22日に、VADAの職員がルイス・オルティスのトレーニング・キャンプ地米マイアミを訪れ、オルティスの尿サンプルを回収。28日にサンプルAの検体から禁止薬物のクロロチアジド、ヒドロクロロチアジドで陽性反応を示した。

 オルティスの検体から検出されたクロロチアジドは利尿剤。ヒドロクロロチアジは高血圧などの一般医療に使用されるが、利尿剤と共に他の薬物の存在を隠すマスキング剤として使用されているため禁止薬物として指定されている。

 WBC(世界ボクシング評議会)は、ルイス・オルティスの薬物検査が陽性反応だったことを受け、11月4日に予定されていたWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)戦の中止を発表。ワイルダーの対戦相手として同級1位の指名挑戦者のバーメイン・スティバーン(米)との対戦を義務付けている。

(Via:boxingscene)

Sponsor Link

ルイス・オルティスのこちらの関連記事もみたい

ルイス・オルティス薬物検査で陽性反応!ワイルダー戦は実現危うし

2016年後半、米・東海岸ニューヨークの興行は保険問題によりイベントが激減。2017年10月以降、ニューヨークは好カードが控えていた。その中でも11月4日にニューヨーク、ブルックリンにある バークレイズ・センターで開催されるWBC世界ヘビー級タイトルマッチ、王者デオンテイ・ワイルダー(米)対ルイス・オルティス(キューバ)戦は世界的にも注目されていたイベントだった。 …

薬物で中止!WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー対ルイス・オルティス戦は中止に

WBC(世界ボクシング評議会)マウリシオ・スライマン会長は、11月4日にニューヨーク州ニューヨーク、ブルックリンにあるバークレイズ・センターで行なわれる予定だったWBC世界ヘビー級タイトルマッチ、王者デオンテイ・ワイルダー(米)対ルイス・オルティス(キューバ)の一戦を中止とすることを発表した。 …

WBC世界ヘビー級王者ワイルダー次戦はステイバーンとの再戦

期待値が高い試合だったけに、期待薄のリマッチとなってしまった。Showtime(米・ケーブルTV局)は、11月4日に米ニューヨーク州ニューヨークにあるバークレイズ・センターで防衛戦を予定しているWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)の相手が、WBC同級1位のバーメイン・ステイバーン(カナダ)とすることを発表した。 …

オススメ記事はこちら

ロマゴン現役続行を表明、WBA世界Sフライ級王者ヤファイがターゲット

ゴンサレスにとってこれが最後のチャンスとなるだろう。この戦いに負ければ、たとえ現役続行を決めたとしても内容次第で、第1戦への舞台へ復帰することは今よりも厳しくなるだろう。文字通りこれがラストチャンスである。 …

Sponsor Link

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter でin44y

最新の関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です