WBC、ゴロフキン対カネロ戦の薬物検査を両選手がクリアしたことを発表!


photo by:boxingscene

 最近ではボクシング界に蔓延するPED問題に関するニュースが多く不信感を募らせるファンも少なくない。一先ず2017年9月に行われたメガファイトは、両選手がクリーンであることが確認されている。

 WBC(世界ボクシング評議会)は、2017年9月16日に米ネバダ州ラスベガスにあるT-Mobileアリーナで行われたWBA・WBC・IBF世界ミドル3団体王座統一戦、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)対サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)の両者が、試合前、試合後に行われた薬物検査の結果がクリーンであることを発表した。

 WBCは「クリーン・ボクシング・プログラム」の一環で薬物検査を義務付けている。カネロは、ゴロフキン戦はWBCとの関連はないが、プロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)はイベントを行う上でVADAによる薬物検査を行っている。この一戦もVADAによる薬物検査が義務付けられていた。

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 WBCは近年、ボクシング界のクリーン化として「クリーン・ボクシング・プログラム」を発足し、世界ランカーに対しVADAによる常時の薬物検査を義務付け、検査を受けない世界ランカーをランキングから除外すると明言している。しかし、その薬物検査がどこまで行き届いているかは不透明感がある。

 WBCは、11月4日に米・ニューヨーク州ニューヨーク、ブルックリンでWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米)と戦う予定だったルイス・オルティスが、VADAによる薬物検査で陽性反応を示したことを発表。この一戦は、ヘビー級屈指のスキルを持つオルティスがワイルダーと戦うことで注目を集めていたが、一方でオルティスに薬物検査の過去があり実現が不安視されていた一戦でもあった。

 オルティスは2014年10月に、NSAC(ネバダ州アスレチックコミッション)による薬物検査でオルティスの検体から禁止薬物として指定されているナンドロロンが検出。NSACは、2014年9月に行われたラティーフ・カヨデ戦を無効試合とすることを決定。オルティスに対し8ヶ月間の試合出場停止と報酬の10%にあたる8000ドルの罰則。さらにNSACへの薬物検査代として450ドルの支払いが命じている。

 米・メディアによると、WBCは世界ランカーに対しVADAによる薬物検査を義務付けていたが、ルイス・オルティスは薬物検査を受けていなかったという。まだワイルダー戦でどの違反薬物が検出されたかは分かっていない。

 WBCは、10月1日にアゼルバイジャンで総会を予定。ルイス・ネリ(メキシコ)の薬物問題に続き、オルティスの薬物問題が露呈したことで反響は大きいものになるだろう。

(Via:boxingscene

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